渡辺 紀子 – ライター | & Premium (アンド プレミアム)

ライター 渡辺 紀子


May 18, 2022 「京都 李清さんのキムチ」@『zero waste kyoto』手みやげのネタ帖

本誌連載「&food」担当、ライターP(ぴぃ)さんが毎月こっそり教えてくれる、おいしい手みやげメモ。

手渡すひと言「きっと、元気が出るよ」

「京都 李青さんのキムチ」 (瓶入り) 360g 1,300円。
「京都 李青さんのキムチ」(瓶入り)360g 。¥1,300。

京都で撮影の合間に立ち寄ったセレクトショップ『Zero Waste Kyoto』で、健康的すぎるランチを食べたあと、ふとウインドーを見たら、何と、あのおしゃれ韓国カフェ『李青』のキムチがあるではないか。『李青』では売ってないものだ。はやる気持ちを抑えつつ、「あのあの、キムチください」。地元のオーガニックの白菜で作った無添加キムチだという。りんごやじゃこのだし、溶いた米粉が加わり、塩分控えめ。辛すぎず、やさしい味わい。ご飯の友にもいいが、おつまみにもサイコーだ。

 
Zero Waste Kyoto

​京都市中京区久遠院前町673-1 
☎075-366-4134 10:00〜19:00(土日21:00) 月曜休
地方発送可。

『京都李青』
 

写真・文/P(ぴい)


April 20, 2022 『菓子工房 ルスルス』の 鳥のかたちクッキー手みやげのネタ帖

本誌連載「&food」担当、ライターP(ぴぃ)さんが毎月こっそり教えてくれる、おいしい手みやげメモ。

手渡すひと言「かじるのがかわいそうかも」

鳥のかたちクッキー1728円。
鳥のかたちクッキー1728円。

 かつて、なかなか手に入らなかった『ルスルス』のクッキーが『松屋銀座』でパッと買える。時間がないときの手みやげにはうってつけだ。かわいいもの好きのあの人なら、きっと喜んでくれる。〝鳥のかたち〞もいいし、★の形の〝夜空缶〞もいい。アイシングはレモン味。決して、媚びるような味じゃないところが好きだ。素朴で昔ながらのクッキーという感じである。
 形の愛らしさは鳥も★もパーフェクト。缶の大きさも小ぶりで、仰々しくないところも優秀。重宝している。

 
『菓子工房 ルスルス』

東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座 B1
ECもあり

『菓子工房 ルスルス』
 

写真・文/P(ぴい)
※この記事は、No. 100 2022年5月号「&Food」に掲載されたものです。


March 16, 2022 『塩瀬総本家』の 都鳥手みやげのネタ帖

本誌連載「&food」担当、ライターP(ぴぃ)さんが毎月こっそり教えてくれる、おいしい手みやげメモ。

手渡すひと言「疲れたときに一口どうぞ」

都鳥1296円。
都鳥1296円。

ぽいっと口に放り込むには、お品がよろしすぎる。上等のお茶と一緒に、お行儀よく味わいたい和三盆糖。古今和歌集に収められた在原業平の歌、「名にし負はば いざ言問はむ都鳥 わが思ふ人はありやなしやと」から題をとったものだ。隅田川の流れと、そこに戯れる水鳥をあしらったという。この都鳥のかわいいことね。食べちゃうのがかわいそうな気がしてきて、つい、水の流れから攻めてしまう。口の中ですーっと溶けて甘味がふわっと広がって、すっと消える。そのはかなさが魅力だ。

 
『塩瀬総本家本店』

東京都中央区明石町7-14
☎03-6264-2550
ECあり

『塩瀬総本家本店』
 

写真・文/P(ぴい)
※この記事は、No. 100 2022年4月号「&Food」に掲載されたものです。


February 16, 2022 『ピエトロ・ロマネンゴ』の ミント フォンダン手みやげのネタ帖

本誌連載「&food」担当、ライターP(ぴぃ)さんが毎月こっそり教えてくれる、おいしい手みやげメモ。

手渡すひと言「大人のあなたに」

ミント フォンダン 50g 1188円。
ミント フォンダン 50g 1188円。

こちらのミント、ちょっと強めだけど、とってもお品がよろしい。口に入れると、ほわんと溶けていく。スカッと爽やかというより、スーッと空中に浮いて、別世界へと誘ってくれる感じなのだ。イタリアはリグーリア州ジェノヴァで1780年創業の老舗砂糖菓子専門店のものだが、大きなガラス瓶の中から、おばあちゃんが取り出して「はい」と渡してくれたみたいな、レトロな包装紙が素敵。さらに、包み方もホント素敵。君島さんの「紙通信」に紹介したいくらいだ。

 
『ノンナ&シディ ショップ』

東京都大田区上池台4-25-20
☎070-1276-8522
ECあり

『ピエトロ・ロマネンゴ』
 

写真・文/P(ぴい)
※この記事は、No. 99 2022年3月号「&Food」に掲載されたものです。


January 19, 2022 『井の一』の 切りもち手みやげのネタ帖

本誌連載「&food」担当、ライターP(ぴぃ)さんが毎月こっそり教えてくれる、おいしい手みやげメモ。

手渡すひと言「ポリポリどうぞ」

切りもち 1080円。
切りもち 1080円。

切りもち、という名の通り、平らにのばした餅を細かく切って、シンプルに煎ったものだ。味はない。子どもの頃、朝、叔母が炭火のそばでゆっくり煎ってくれたものとそっくりだ。わが家では「おかき」と呼んでいたが、これをお茶碗に入れ、お砂糖を加えて熱湯かお茶をかけたものをよく食べていた。兄弟それぞれ好みがあって、私はカリカリより、しばら〜くおいて、ふにゃふにゃになったのが好きだった。この切りもちを見つけたとき、その朝食風景が浮かんだ。妹にあげよう。

 
『井の一』

大阪市西成区天下茶屋1-27-7
☎06-6661-5371
デパートやオンラインでも購入可。

『井の一』
 

写真・文/P(ぴい)
※この記事は、No. 98 2022年2月号「&Food」に掲載されたものです。


December 15, 2021 『アヴランシュ ゲネー』の サブレ2種手みやげのネタ帖

本誌連載「&food」担当、ライターP(ぴぃ)さんが毎月こっそり教えてくれる、おいしい手みやげメモ。

手渡すひと言「この間、ありがとね」

サブレ カリー、サブレ サレ プロヴァンサル 各760円
サブレ カリー、サブレ サレ プロヴァンサル 各760円

こちらのちょっと難しい店名、ノルマンディーの地名とフランス修業時の最初の師匠の名を合体したものとか。手の込んだかわいいケーキにうっとりしながら、明日の"ちょこっと手みやげ"に使えそうなクッキーを探す。ワイン好きの友人に、塩味とカレー風味のクッキーを選んだが、割合甘め。カレー風味のほうは蓋を開けた途端に、ふわっとカレーの香り。紅茶にもワインにも、強いお酒にもいけそう。ごつっと素朴な形と、巧みなハーブ使いがいい。

 
『Avranches Guesnay』

東京都文京区本郷4−17−6−1F
☎0‌3−6883−6619
オンラインショップもあるが、この2点は販売なし。

『Avranches Guesnay』
 

写真・文/P(ぴい)
※この記事は、No. 97 2022年1月号「&Food」に掲載されたものです。


ライター 渡辺 紀子

皆からの呼び名は、P(ぴぃ)。「食べるものなら、おいしくてもおいしくなくても愛おしい」を口上に、『&Premium』創刊時から食の連載「&food」を担当。

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