『井の一』の 切りもち手みやげのネタ帖 | 手みやげのネタ帖 | & Premium (アンド プレミアム)

手みやげのネタ帖

January 19, 2022 『井の一』の 切りもち手みやげのネタ帖

本誌連載「&food」担当、ライターP(ぴぃ)さんが毎月こっそり教えてくれる、おいしい手みやげメモ。

手渡すひと言「ポリポリどうぞ」

切りもち 1080円。
切りもち 1080円。

切りもち、という名の通り、平らにのばした餅を細かく切って、シンプルに煎ったものだ。味はない。子どもの頃、朝、叔母が炭火のそばでゆっくり煎ってくれたものとそっくりだ。わが家では「おかき」と呼んでいたが、これをお茶碗に入れ、お砂糖を加えて熱湯かお茶をかけたものをよく食べていた。兄弟それぞれ好みがあって、私はカリカリより、しばら〜くおいて、ふにゃふにゃになったのが好きだった。この切りもちを見つけたとき、その朝食風景が浮かんだ。妹にあげよう。

 
『井の一』

大阪市西成区天下茶屋1-27-7
☎06-6661-5371
デパートやオンラインでも購入可。

『井の一』
 

写真・文/P(ぴい)
※この記事は、No. 98 2022年2月号「&Food」に掲載されたものです。


ライター 渡辺 紀子

皆からの呼び名は、P(ぴぃ)。「食べるものなら、おいしくてもおいしくなくても愛おしい」を口上に、『&Premium』創刊時から食の連載「&food」を担当。
Latest Issue家で使う、飾る、美しいもの。2022.05.20 — 880円