FOOD 食の楽しみ。
梅干し入りのしょうが焼き丼。手早く、満足の丼レシピ。vol.03September 22, 2026
Better Lifeを叶えるためのアイデアを一冊にまとめた2026年6月8日発売の別冊ムック「&Lifestyle /Better Life Guide 毎日を心地よくするヒント」から、料理家・坂田阿希子さんが教えてくれた「手早く、満足の丼レシピ」を。新米が美味しい季節に食べたくなる、梅干し入りのしょうが焼き丼を紹介します。
Recipe
梅干し入りのしょうが焼き丼

「豚肉はしょうが焼き用ではなく、薄切り肉を使うと、やわらかく軽い食感に仕上がって、ご飯と混ぜやすくなります。レタスは、手に入れば外葉がおすすめ。より香りが強く、シャキシャキとした歯ごたえを感じられますよ」
〈材料〉2人分
ご飯… 2杯
豚ロース薄切り肉…250g
梅干し…1~2個
玉ねぎ…1/2個
レタスの外葉…適量
しょうが…大1かけ
酒、みりん、醤油…各大さじ2
太白ごま油…大さじ2
〈作り方〉
1.玉ねぎはくし形切りにする。豚肉と玉ねぎ、梅干しをボウルに入れ、酒、醤油、みりん、おろしたしょうがを加えて和え、15~20分ほどおく。
2.フライパンで太白ごま油を熱し、汁気をきった1を炒める(汁はボウルに残しておく)。豚肉と玉ねぎの色が少し変わってきたら、つけ汁を全部加えて強火で炒め合わせる。
3.丼にご飯を盛り、千切りにしたレタスをたっぷりのせる。熱々のしょうが焼きをざっとのせて完成。
温度差や食感の変化を楽しみながらまるっと味わう。
「手軽にできるのに、丼の中に盛られていると、不思議と特別感が出る。白いご飯とおかずをちゃんと食べられるのもいい。忙しくて疲れ気味の平日にこそ、丼にすると、力をもらえます」と、料理家の坂田阿希子さん。自身の店では、賄いに作ることがあるという。
「たいてい、温度差のある食材を重ねて、なじませながら、歯ざわりや状態の変化を味わいます。今回、紹介する3つの丼レシピのうち、『梅干し入りのしょうが焼き丼』がいい例。炊きたてご飯と冷たいレタス、熱々のしょうが焼きは、『熱っ、冷たっ、熱っ』のサンドイッチ。レタスがしんなりして、しょうが焼きと共にご飯になだれこんでいくような感じになる。その一体感は、丼だけのお楽しみです」
3つのレシピはすべて、仕込む、煮込む、揚げる……などの手間要らず。
「『しらす丼』のように、熱したオイルを回しかけたり、『ニース風サラダ丼』のように、ドレッシングにアンチョビを使ったり。簡単に作りつつ、プラスアルファの工夫で、味も見た目も洗練されます」
普通の飯碗では控えたい、〝混ぜながら食べる〞ができ、そうすることで味の完成度が増していくのも、丼ならでは。もうひとつ、食後、何枚もの皿を洗わずに済むのも、うれしい。
残りの2レシピ、『しらすと海苔の熱々オイル丼』、『雑穀米のニース風サラダ丼』はこちら。
坂田阿希子 Akiko Sakata料理家
幼い頃から食への並々ならぬ思いがあり、フランス菓子店、フランス料理店に勤務。後に、料理家として独立し、雑誌、TVなどで活躍する。2019年、東京・代官山、ヒルサイドテラスに『洋食 KUCHIBUE』をオープン。『おいしい景色』(スイッチパブリッシング)など、料理に関する著書多数。
photo : Yoichi Nagano text : Marika Nakashima
































