京都で食べたい、幸せの折詰。November 03, 2026



THINGS FOR BETTER LIFE #225 京都で食べたい、幸せの折詰。
京都で食べたい、幸せの折詰。November 03, 2026
蓋を開けた瞬間、思わず歓声を上げたくなるような美しい盛り付け。四季の移ろいを映した、繊細な料理の数々。仕出し文化が根付く京都には、京料理の魅力を詰め込んだ折詰弁当が数多くあります。現地在住のライター、コーディネーターの大和まこさんに、とっておきの折詰を案内してもらいました。
「THINGS FOR BETTER LIFE」、今回のテーマは「京都で食べたい、幸せの折詰」。

天然魚が華やかに踊る。京都・紫野『ototojet』の「吹き寄せちらし」。【幸せの折詰 vol.1】
FOOD 2026.6.20天然魚の持つストーリーの魅力と、旨味に魅了された店主の辻井智貴さんが作る折詰は、蓋を取った瞬間思わず歓声があがるビジュアルも見事。鯛の子の炊いたん、名残の鱧の焼き締め、子持ちヤリイカと幾重にも重なった具を、柚子と胡麻を混ぜた酢飯が引き立てる。¥3,650。 DATA 京都市北区紫野石龍町39‒1 ☎なし 12:00~19:00 水休ほか不定休 前日までの予約制。予約はInstagram @ototojet.menu のDMで。2025年1月からは水・土・日曜限定で、ジェイアール京都伊勢丹地下2階での販売も開始。本誌連載「&Kyoto」でおなじみ、現地在住のライター、コーディネーターの大和まこさ …

鱧料理の老舗が作る季節の仕出し。京都・御所南『堺萬』の折詰。【幸せの折詰 vol.2】
FOOD 2026.6.21創業は文久3(1863)年。多くの文人も愛した鱧料理で知られる京料理の老舗は、御所南で贔屓にされる仕出店でもある。よほど多忙でない限り、折詰も1つ2000円から注文できる懐の深さが嬉しい。中身はと聞けば、折々の一期一会という。この日は焼き魚にもご飯にもぐじが使われる贅沢ぶり。予約したときから蓋を開ける瞬間がもう待ち遠しい。¥3,000。 本誌連載「&Kyoto」でおなじみ、現地在住のライター、コーディネーターの大和まこさんが案内する、京都で味わいたい鮮やかな折詰を紹介します。 ―『堺萬』― 奇を衒わず贅沢な「折詰」 創業は文久3(1863)年。多くの文人も愛した鱧料理で知られる京料理の老舗は、 …

心と彩りの詰まったお弁当。京都・二条『四季なか村』の折詰。【幸せの折詰 vol.3】
FOOD 2026.6.22「食べる様子が見えないお弁当は、より一層心を届けられたら」と店主の中村真規さん。その人柄を映す優しい味わいの京料理には長年のファンも多い。胡麻豆腐の天ぷらや茄子の田楽、蟹など折々の色ご飯に笹巻きの鯖寿司と、盛りだくさんのお弁当は値打ちぶりもとびきり。リピート率が高いのも納得だ。¥3,240。 DATA 京都市上京区丸太町通千本東入中務町491-40☎075‒841‒8515 受け取り10:30~13:00 16:30~18:00 不定休 2日前までに予約・問い合わせを。¥2,160~5,400、¥3,000以上は2段に。本誌連載「&Kyoto」でおなじみ、現地在住のライター、コーディネーターの …

だし香る酢飯でいただく、3種のお寿司。京都・四条『いづ源』の「京寿司」。【幸せの折詰 vol.4】
FOOD 2026.6.23大正時代から3代続く京寿司の老舗。要の酢飯は、昆布と鰹の出汁でご飯を炊くことで旨味のある味わいに。肉厚の鯖の鯖寿司、鱧と白身、海老、卵焼きの箱寿司、かんぴょうの白と椎茸の黒、三つ葉の緑に卵焼きの黄の色が美しい巻き寿司と、主役3種が盛り込まれた「京寿司」は京の余韻を残す内容に。¥1,950。 DATA 京都市下京区竹屋町391 ☎075‒351‒2516 11:00~14:00 15:30~18:30LO 木休ほか水不定休 持ち帰りの際は予約がベター。他にいなり寿司なども。4月から価格改定。本誌連載「&Kyoto」でおなじみ、現地在住のライター、コーディネーターの大和まこさんが案内する、京都で味 …

五味調和をギュッと凝縮した、京都・東山『瓢樹』の「御折詰」。【幸せの折詰 vol.5】
FOOD 2026.6.24大正9(1920)年、『瓢亭』から独立し料亭として創業。以来、仕出し専門となった現在まで、酸味、苦味、甘味、辛味、塩味の五味調和を大切に守り続ける。「御折詰」もまた、合え混ぜと呼ばれる独自の胡麻和えをはじめ、瓢形に仕上げただし巻き、季節の混ぜご飯などが盛り込まれ、教えがぎゅっと凝縮。老舗の技を感じる華やかな仕立てに。¥4,320。 DATA 京都市東山区東大路通三条下ル進之町581 ☎075‒561‒1369 10:00~18:00 水、第3火休 3日前までの要予約。御折詰は¥4,320~。本誌連載「&Kyoto」でおなじみ、現地在住のライター、コーディネーターの大和まこさんが案内する、京都 …