FOOD 食の楽しみ。

しらすと海苔の熱々オイル丼。手早く、満足の丼レシピ。vol.01September 20, 2026

Better Lifeを叶えるためのアイデアを一冊にまとめた2026年6月8日発売の別冊ムック「&Lifestyle /Better Life Guide 毎日を心地よくするヒント」から、料理家・坂田阿希子さんが教えてくれた「手早く、満足の丼レシピ」を。新米が美味しい季節に食べたくなる、しらすと海苔の熱々オイル丼を紹介します。

「しらすと海苔の熱々オイル丼」
丼に盛るのなら、ねぎも薬味というよりおかずのひとつ。思いきりたっぷり盛り付け、混ぜながら、勢いよく食べたい。

Recipe
しらすと海苔の熱々オイル丼

仕上げに熱々のオイルを回しかけると、ねぎの香りが立ち、しらすはほんのり温まる。「焼き海苔の香りとパリッとした食感もアクセント。ねぎとしらす、海苔を混ぜて食べたときにおいしさが完成します」と坂田阿希子さん。


    〈材料〉2人分

    ご飯… 2杯 
    釜揚げしらす…70g 
    焼き海苔…1/4枚 
    万能ねぎ… 8本 
    醤油、粗塩…各適宜 
    にんにく…小1かけ 
    オリーブオイル(太白ごま油でもOK…大さじ3  
    すだち…適量

    〈作り方〉
    1.ご飯を小さめの丼に盛り、焼き海苔を縁からはみ出すようにしてのせる。

    2.釜揚げしらすと、小口切りにした万能ねぎをそれぞれ山盛りにしてのせる。好みで醤油を適量回しかけ、粗塩をふる。

    3.オリーブオイルと薄切りにしたにんにくを小さい鍋かフライパンに入れてゆっくりと弱火にかける。にんにくが色づいたら火からおろし、丼の上から回しかける。食べる直前にすだちを搾って。

温度差や食感の変化を楽しみながらまるっと味わう。

「手軽にできるのに、丼の中に盛られていると、不思議と特別感が出る。白いご飯とおかずをちゃんと食べられるのもいい。忙しくて疲れ気味の平日にこそ、丼にすると、力をもらえます」と、料理家の坂田阿希子さん。自身の店では、賄いに作ることがあるという。

「たいてい、温度差のある食材を重ねて、なじませながら、歯ざわりや状態の変化を味わいます。今回、紹介する3つの丼レシピのうち、『梅干し入りのしょうが焼き丼』がいい例。炊きたてご飯と冷たいレタス、熱々のしょうが焼きは、『熱っ、冷たっ、熱っ』のサンドイッチ。レタスがしんなりして、しょうが焼きと共にご飯になだれこんでいくような感じになる。その一体感は、丼だけのお楽しみです」

 3つのレシピはすべて、仕込む、煮込む、揚げる……などの手間要らず。

「『しらす丼』のように、熱したオイルを回しかけたり、『ニース風サラダ丼』のように、ドレッシングにアンチョビを使ったり。簡単に作りつつ、プラスアルファの工夫で、味も見た目も洗練されます」

 普通の飯碗では控えたい、〝混ぜながら食べる〞ができ、そうすることで味の完成度が増していくのも、丼ならでは。もうひとつ、食後、何枚もの皿を洗わずに済むのも、うれしい。

残りの2レシピ、『雑穀米のニース風サラダ丼』『梅干し入りのしょうが焼き丼』はこちら。

坂田阿希子 Akiko Sakata料理家

幼い頃から食への並々ならぬ思いがあり、フランス菓子店、フランス料理店に勤務。後に、料理家として独立し、雑誌、TVなどで活躍する。2019年、東京・代官山、ヒルサイドテラスに『洋食 KUCHIBUE』をオープン。『おいしい景色』(スイッチパブリッシング)など、料理に関する著書多数。

photo : Yoichi Nagano text : Marika Nakashima

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