京都さんぽの定番&寄り道スポットガイド
『誠光社』で本を買って、読書へ出かけるなら。京都さんぽの定番と寄り道ガイド⑤March 09, 2024
本誌連載「&Kyoto」でおなじみ、現地在住のライター、コーディネーターの大和まこさんが案内する、京都旅で訪れたい14の定番と28の寄り道スポット。ここでは、『誠光社』と周辺の寄り道スポットを紹介します。

定番⑤ 誠光社
開店は2015年11月。民家を改装した19坪のミニマルな空間に、新刊から古書、雑誌、ジン、レコードやカセットまでがセレクトされている。けっして広くはない空間にもかかわらず、来客の滞店時間は一様に長いという。ときには出版社としてトークイベントのアーカイブを書籍にしたり、ギャラリーで出版を記念した展示を行ったり、本を軸に様々な展開を行う。
▷京都市上京区中町通丸太町上ル俵屋町437 ☎075−708−8340 10:00~20:00 無休
名物書店を起点に本と共にある時間を。
御所東というエリア名が定着したのは『誠光社』がここに店を構えたからに違いない。本誌連載「&Kyoto」でも長く連載をしてもらった、堀部篤史さんが営む書店は街の本屋でありながら、メディアとしても情報を発信し、感性を刺激する。まずは『誠光社』へ、と京都に来る人から数えきれないほど聞くのも納得だ。
気分に合う一冊を手に入れたら、さっそく座ってちょっと読んでみたくなる。周りには今年20周年を迎える『かもがわカフェ』から、『ミーミーミー コーヒーハウス』『アイタルガボン』と、居心地のいいカフェが目白押し。2023年7月にはポートランドの空気をそのまま映したような『マーティン』もできた。天気のいい日は鴨川のベンチという選択肢もある。
鴨川へ読書に出かけるなら、甘いおやつもお供にできたらこの上ない。丸太町通の南側にひっそり登場した『アンプティプ??』は、店主の溝川沙智子さん曰く「空想の中の、フランスにある駄菓子屋」のイメージ。フランス菓子を学び、パティスリーで活躍してきた溝川さん。そこにイギリスやアメリカの要素を加え、オーガニック素材を使ってしっかり焼き込んだ焼き菓子は、ひと口齧った瞬間、幸せがどっと押し寄せてくる。
寄り道スポット

日替わりのスコーンや瀬戸内レモンケーキなど10種ほどの焼き菓子が並ぶ。▷京都市上京区駒之町552−1 ☎070−8330−5556 11:00~17:30(売り切れ次第終了)不定休

開店からブランチまでオーダー可能なクロックマダム¥1,400。ドーナツも。▷京都市上京区荒神口通河原町東入亀屋町128 ☎なし 9:00~17:00 (ブランチ14:30LO) 月休
illustration : Junichi Koka
「京都さんぽ部」部長、ライター、コーディネーター。 大和 まこ

























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