台湾小吃めぐり

昔ながらの味を受け継ぐ、「肉粥」の名店へ。【台北小吃めぐり】September 26, 2026

『周記肉粥店 ツォウチーロウツォウ』の「肉粥 ロウツォウ」。

肉粥1碗15元、唐揚げ50元。茹でイカ60元、茹でマコモダケ60元。【台北小吃めぐり】
肉粥1碗15元、唐揚げ50元。茹でイカ60元、茹でマコモダケ60元。

創業70年、現在は3代目が切り盛りする老舗の肉粥店。豚骨などを半日煮込んで作ったスープに米と小さく刻んだ豚肉、油揚げ、揚げたエシャロット、干しエビなどを合わせた肉粥は、塩気と旨味が食欲をそそる。ジューシーな豚肉の唐揚げ、茹でたイカやマコモダケといった小皿料理とともにいただこう。肉粥に使われる揚げエシャロット「油蔥酥」は、作るのに手間がかかるため既製品を使う店も多いが、「エシャロットも自分たちで揚げているし、肉やイカなども、特別新鮮なものを厳選しているよ」と、2代目。齢80を過ぎた今でも、ご夫婦で店頭に立っている。歴史深い萬華を代表する小吃店のひとつだ。夕方まで通し営業で開いているので、旅行者でも立ち寄りやすい。

周記肉粥店 ツォウチーロウツォウ

台北市萬華區福音里廣州街104號 ☎02−2302−5588 6:30~16:00 不定休 龍山寺近く。向かいは歴史的な街並みが残された剝皮寮歷史街區。

※この記事は、No. 154 2026年10月号「&Taipei」に掲載されたものです。


台北在住ライター 近藤 弥生子

近藤弥生子
台北在住の編集・ライター。カルチャー界隈からオードリー・タンまで、生活者目線で取材し続ける。著書に『オードリー・タンの思考 IQよりも大切なこと』(ブックマン社)、『オードリー・タン母の手記「成長戦争」自分、そして世界との和解』(KADOKAWA)がある。

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