京都さんぽの大定番観光地と、寄り道スポット案内。
食の台所とともに街中の名物店へ。錦市場に行くなら、立ち寄りたい2軒。April 22, 2026

食の台所とともに街中の名物店へ。
すっかり観光色の強くなった『錦市場』にも、やっぱり足を運ぶことはある。料理道具の老舗『有次』、生麩や『山利商店』の白味噌を買いに行く『麩嘉 錦店』、お値打ちな魚が店頭に並んでないかとのぞく『丸弥太』、そして湯葉丼に手間ひまかけたおかずが魅力の『菜食 晴』の昼ごはんといった具合に、ここにしかない魅力があるのだ。
行き帰りに寄りたいのは麩屋町通から姉小路通に移転して、雰囲気を一新した『晦庵 河道屋』。広々とした席は快適さを増し、それでいて出汁は変わらず香り高いまま。メニューは絞られたものの、大好きな鴨なんばもある。街中で出汁が恋しくなったら、真っ先に思い浮かぶ存在。
ユニークさなら『アスタルテ書茶房』がとびきり。澁澤龍彥や金子國義らが愛した、耽美文学専門の個性派古書店『アスタルテ書房』が惜しまれつつ閉店したのは2024年のこと。’25年からは名を受け継ぎ古書店兼カフェバーとして新たな歴史を刻み始めた。マンションの一室で本とコーヒーの香りに包まれれば、つい時間を忘れてしまう。
〈錦市場周辺の立ち寄りスポット〉
晦庵 河道屋

アスタルテ書茶房

photo & edit & text : Mako Yamato illustration : Junichi Koka
「京都さんぽ部」部長、ライター、コーディネーター。 大和 まこ

「京都さんぽ部」部長。ライター、コーディネーター。京都ライター歴も26年に。創刊時から続く連載「&Kyoto」は2024年に丸10年、120回目を迎えて継続中。京都の景色や、食べたもの、買ったものをInstagram(@makoyamato)で発信している。




















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