京都さんぽの大定番観光地と、寄り道スポット案内。

美術と食と、街の空気に触れる時間。大山崎山荘美術館に行くなら、立ち寄りたい2軒。April 27, 2026

美術と食と、街の空気に触れる時間。大山崎山荘美術館に行くなら、立ち寄りたい2軒。
『大山崎山荘美術館』 正式名称は『アサヒグループ大山崎山荘美術館』。河井寛次郎や濱田庄司の民藝コレクション、モネの《睡蓮》連作が有名。大正から昭和に活躍した実業家・加賀正太郎が設計した別荘を改装した本館、安藤忠雄による新館、約5500坪もの広大な庭園からなる。開館は1996年。▷乙訓郡大山崎町銭原5‒3 ☎075‒957‒3123(総合案内)10:00~ 17:00(入館~16:30)月休ほか不定休 入館料は企画展により異なる。

美術と食と、街の空気に触れる時間。

 京都の街中から電車で30分ほど。天王山の麓にある大山崎は、穏やかな空気が流れる小さな町。とはいえ千利休の茶室・待庵、建築家・藤井厚二が建てた聴竹居など、見どころは多い。なかでも見応えのあるのが『アサヒグループ大山崎山荘美術館』。イギリス・ウィンザー城からの景色をこの地に重ね合わせ、築いた別荘を活用した美術館だ。
 一緒に巡りたいのは、大山崎の持つ空気感に惹かれ、この地に拠点を構える店主たちの店々だ。2025年10月にJR山崎駅前に移転した『レリッシュ食堂』は、長年にわたり大山崎をこよなく愛する料理家・森かおるさんの新拠点。体に優しいランチを揃え、日々の食を見つめ直すきっかけを与えてくれる。併設の『レリッシュ グロサリーストア』とともに、豊かな食まわりを提案する存在に。
 週1回ほどのペースで営業するカフェ『ボーダー』は、店主の吉岡なつみさんの人柄と料理に惹かれ、またすぐ足を運びたくなる。営業日が少ないのに、常連客が多いのも納得の心地よさがある。いい店を見つけたと心が弾む一軒。

〈大山崎山荘美術館周辺の立ち寄りスポット〉

レリッシュ食堂

美術と食と、街の空気に触れる時間。大山崎山荘美術館に行くなら、立ち寄りたい2軒。野菜をふんだんに使った月替わりの季節のおひるごはん¥1,980。
野菜をふんだんに使った月替わりの季節のおひるごはん¥1,980。▷乙訓郡大山崎町大山崎藤井畑16‒2 ☎075‒203‒4830 11:00~16:00(ランチ14:00LO カフェ15:30LO)月休(祝日の場合営業、翌火休)

ボーダー

美術と食と、街の空気に触れる時間。大山崎山荘美術館に行くなら、立ち寄りたい2軒。Borderハンバーガー¥1,100、オリジナルシロップのふもとソーダ¥600。
Borderハンバーガー¥1,100、オリジナルシロップのふもとソーダ¥600。▷乙訓郡大山崎町大山崎西谷4‒6‒2F ☎なし11:00~17:00 不定休 営業日は週末が中心。Instagram(@border10283)で確認を。

photo & edit & text : Mako Yamato illustration : Junichi Koka


「京都さんぽ部」部長、ライター、コーディネーター。 大和 まこ

大和まこ
「京都さんぽ部」部長。ライター、コーディネーター。京都ライター歴も26年に。創刊時から続く連載「&Kyoto」は2024年に丸10年、120回目を迎えて継続中。京都の景色や、食べたもの、買ったものをInstagram(@makoyamato)で発信している。

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