俳優 黒島結菜


November 12, 2022 黒島結菜さんに聞いた「私を変えた、ひとり旅」。ME TIME 私だけの、ひとりの時間。

趣味や好きなことに没頭したり、心の奥にある内なる声と向き合ったり。自分のための「ひとりの時間」をしっかりとつくり、楽しむことは、ベターライフを送るために大切なこと。2022年10月20日発売の特集「私だけの、ひとりの時間」から、俳優・黒島結菜さんを変えた、ひとり旅の思い出を聞きました。

自分のなかに潜むたくましさに気づく。

作家のヘミングウェイが愛したハバナ。人々が集まると自然と音楽が生まれるのと、人と動物の距離が近いのも印象的。
作家のヘミングウェイが愛したハバナ。人々が集まると自然と音楽が生まれるのと、人と動物の距離が近いのも印象的。
古きよきヨーロッパの雰囲気も残るハバナ市外。この街の名物でもあるクラシックカーに乗った結婚式直後の夫婦に遭遇。
古きよきヨーロッパの雰囲気も残るハバナ市外。この街の名物でもあるクラシックカーに乗った結婚式直後の夫婦に遭遇。
散歩中に見つけたローカルなピザ店にて。パン風の生地にチーズとサラミが入っていて絶品だったとか。1枚約50円。
散歩中に見つけたローカルなピザ店にて。パン風の生地にチーズとサラミが入っていて絶品だったとか。1枚約50円。
道で見かけたおじいちゃん。舞台の主役かのように明かりに照らされる姿に、フィルムカメラのシャッターを切った。
道で見かけたおじいちゃん。舞台の主役かのように明かりに照らされる姿に、フィルムカメラのシャッターを切った。
 

コロナ禍以前は年1回ペースで海外へ。ひとり旅の場合は、スロベニア共和国など、華やかすぎない小さな国を目指すことが多いです。1週間弱の休みが取れ、勢いで向かったのは、アメリカ文化が浸透しすぎないうちに見ておきたかったキューバ。4泊6日だったので、首都のハバナに絞って行動しました。ノープランで何時間も散歩したり、電車やバスに乗ったり、カフェでぼんやり過ごしたり。時には小さな広場で行われる音楽イベントに足を運んだり、知らないおじさんと海辺でサルサを踊ったりも(笑)。あるがままの日常に溶け込むように、気ままに過ごす。特別なことはしなくても、古きよき街並み、ラテン音楽、陽気な人々……知らなかった世界や見たことがない景色に浸るだけで、感性や感覚がどんどん自由になっていくのを感じます。初日に財布を盗まれたり、最終日のホテルが予約できていなくて空港で寝るというトラブルもありましたが、友達はいないし、Wi-Fiも繋がらないので誰とも共有できず。けれど、湧き上がってきたのは
”なるようになるさ”の精神。旅を通してたくましさを手に入れました。故郷の沖縄と通じるのか、民族的な歌や踊りに触れるとワクワクすることもわかって。次はボラボラ島などポリネシアの島々にも行ってみたいです。

 
Travel ー 2019年 ー 6日間

ハバナ ー キューバ

中米エリアにある、美しいエメラルドグリーンのカリブ海に浮かぶ島国で、数多くの世界遺産が存在。カナダ・トロントの空港から約3時間半のフライト。

 

photo : Yuina Kuroshima text : Yukino Hirosawa edit : Wakako Miyake
※『&Premium』No. 108 2022年12月号「ME TIME / 私だけの、ひとりの時間」より

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俳優 黒島結菜

1997年沖縄県生まれ。2022年度前期連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK)のヒロインに。10月21日スタートのドラマ『クロサギ』(TBS系)に出演。

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