ねこと暮らす

思いがけない出会いをもたらしてくれる3匹のねこ。校正者・牟田都子のねことの暮らし #2August 09, 2026

思いがけない出合いをもたらしてくれる3匹のねこ。校正者・牟田都子のねことの暮らし #2 | 3匹のねこと暮らしている。左はみたらし、右はユキチ。
3匹のねこと暮らしている。左はみたらし、右はユキチ。
思いがけない出合いをもたらしてくれる3匹のねこ。校正者・牟田都子のねことの暮らし #2 | 末っ子の文(ぶん)。
末っ子の文(ぶん)。
思いがけない出合いをもたらしてくれる3匹のねこ。校正者・牟田都子のねことの暮らし #2
思いがけない出合いをもたらしてくれる3匹のねこ。校正者・牟田都子のねことの暮らし #2
思いがけない出合いをもたらしてくれる3匹のねこ。校正者・牟田都子のねことの暮らし #2

東京・三軒茶屋の『キャッツミャウブックス』は「猫本専門」をうたう書店だ。「猫が必ずどこかに出てくる」のが猫本の定義。

30代も半ばを過ぎてから念願叶ってねこを飼い始めるまでは、猫本を意識的に避けていた。食べ物の写真を見てもお腹がいっぱいにはならないように、一緒に暮らせないさびしさが増すばかりだと。

『キャッツミャウブックス』には、私のような初心者がまず読んでおきたい飼い方やフードの選び方といった実用書がしっかり並んでいるのはもちろん、さらに魅力的なのは、古書の品ぞろえだ。古書は基本的に1冊きりでWebショップにも掲載されないから、店舗に足を運ばなければ出会えない。先日見つけた『庭にくる鳥』(みすず書房)は、日本で2番目にノーベル賞を受賞した朝永振一郎のエッセイ集。猫本として並べられていなければ、手に取ることはなかっただろう。まさか自分が、理論物理学者のエッセイを読むなんて。

“犬派”の友人いわく、一緒に出かけられるのが犬のいいところなのだそうだ。でも、ねこだって、思いもかけない場所に私を連れていってくれる。

牟田写真_疋田さん撮影

牟田都子校正者

1977年、東京都生まれ。みたらし(茶白♂・推定13歳)、ユキチ(白♂・推定11歳)、文(キジトラ♀・0歳)と暮らす。著書に『文にあたる』『校正・校閲11の現場』、編著書に『贈り物の本』など。

instagram.com/satokomogura

photo : Hikita Chisato


校正者 牟田都子

牟田写真_疋田さん撮影
1977年、東京都生まれ。みたらし(茶白♂・推定13歳)、ユキチ(白♂・推定11歳)、文(キジトラ♀・0歳)と暮らす。著書に『文にあたる』『校正・校閲11の現場』、編著書に『贈り物の本』など。

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