FOOD 食の楽しみ。
絶品のからすみ蕎麦も発見。続・フードライターP(ぴい)さんが見つけた、鎌倉の食いしん坊スポット。July 11, 2026
海風に吹かれているだけで、気分は上々。そんな鎌倉に惹かれて、何度も訪れているフードライターP(ぴい)さんが、食いしん坊向けスポットをまたまた紹介。鎌倉Pさんぽは続くよ、どこまでも。
「晴れた日には鎌倉で心身をリセットね」。
今日は大快晴。そんな言葉はないだろうが、そう言いたいくらいの澄み切った青空である。弧を描く海岸線のあちこちで、ライフセーバーの研修やら、ウインドサーフィン教室が開かれていて、のどかぁな休日。いいお天気に浮かれつつ、早速まいりましょう。
『月と松』
古民家でゆるり蕎麦のコースを。
まずは『月と松』から。材木座の住宅街の中にある門構えの立派な日本家屋である。赤い提灯が目印。庭を眺めながらのテーブル席と、小さな茶室席あり。玄関では、薫風の5月というイメージのしつらえが出迎えてくれる。その横には立派な″からすみ様″が鎮座。一年中からすみを絶やさないよう、手間ひまかけて作っているそうだ。今日は、ちょっと大人な鎌倉ランチにぴったりの「お料理とからすみ蕎麦のショートコース」¥3,800を。1品ずつ運ばれてくるので、苦しゅうない感じで季節の味覚を味わえる。お蕎麦はからすみ蕎麦以外にもあって、チェンジ可能。名物狙いで来ているのに迷うよ。
DATA 神奈川県鎌倉市材木座5-10-50 ☎︎0467-84-8208 11:30〜14:30LO 17:30-19:30LO 不定休
『シュビドゥダ』
いい店来たと誰もが思う大人店。
『シュビドウダ』は名前が好き。住所は1階となっているが、階段を上がるので、半2階的つくり。店名が書かれた大きなガラス窓から、店内が垣間見えるが、知らないと通り過ぎてしまう。店主は高橋規仁さん。野菜と魚介系の料理が多いというが、「その日一番」の食材で腕を振るう。料理はどれもハズレがないが、必ず選んでほしいのが「ラム肉詰めオリーブフライ」だ。カウンターでひとリワインもよし、友達とあれこれ頼んで1本開けるもよし。藤沢の『マダムルージュ』の特注パンも格別においしく感じる。穏やかな空気が流れるいい店だ。
DATA 神奈川県鎌倉市由比ヶ浜3-11-42 ライオンズマンション鎌倉由比ヶ浜1F ☎︎0467-38-5840 平日17:00〜23:00・土日祝15:00〜23:00 水休
『カピオ』
仲良し夫婦のチーズ・イタリアン。
少し前だが、鎌倉が舞台のTVドラマ『最後から二番目の恋』に登場した御霊神社&踏切の、すぐ手前の古民家が次なる登場店『カピオ』。チーズから手作りしている希少な店だ。イタリアはシチリアの海を通想させる鮮やかなブルーの扉を開けると、何ともかわいい店が目に入る。
店を営む齋藤純さんと夏子さん夫妻はともにシェフ。夫がチーズ製造と料理&ソルベ担当、妻がスイーツ担当という。二人の名前が裏表になった名刺がかわいい。それぞれ顔半分のイラスト付きで、夫の頭には魚、妻の頭にはタコが乗っている。コースは夜はプリフィクスとアラカルトで、「選べる前菜とパスタのコース」が2種類。つきだし+小皿前菜2品+パスタかクスクスー皿+コーヒーまたは紅茶という¥3,600と、小皿前菜が3皿に、主菜が1皿と増え、最後のドリンクにドルチェもチョイスに加わった¥5,500のコースの2種だ。器は店主がイタリアに行くたびに大切に抱えて持ってきたもの。キュートだ。ご夫婦二人の連携もお見事。
DATA 神奈川県鎌倉市坂ノ下5−2 ☎︎0467-38-6698 11:30〜15:00 18:00〜21:30 火水休
photo & text : P
※メニューや写真は掲載当時(2024年5月時点)から変更しているものもあります。現在のメニューは各店の公式サイトやSNSなどでご確認ください。
ライター 渡辺 紀子







































































