TRAVEL あの町で。
暮らしたくなる、美しい風景とともに佇む小さな温泉街、山口・長門湯本温泉へ。June 19, 2026 /〔PR〕
本を読んだり、散歩したり、買い物したり……。その土地の日常に溶け込む。
北側には日本海、南側には中国山地が広がる長門市。その中心部から車で10分ほどの山間に佇むのが、約600年前に開湯したと伝わる長門湯本温泉だ。春は桜が咲き、蛍が舞う初夏を過ぎると、木々の緑は鮮やかに輝き、秋が深まると山々は黄金色になり、四季折々の表情を見せてくれる。小さな温泉街の中心を流れる清らかな音信(おとずれ)川は、さまざまな人が集う憩いの場所。飛び石や川床を配した川沿いの遊歩道を散歩し、のんびり足湯に浸かったり、ベンチに座って本を読んだり……。シンボルである温泉施設『恩湯(おんとう)』では、旅人も住人も一緒に温泉を楽しむ光景が。
また10年ほど前からは、この地に惹かれて移住し、店を構える人も増え、小学校や旅館、商店など古い建物をリノベーションしたスポットも誕生。昔ながらの温泉街が変化してきている。地元作家の器を扱うカフェ『cafe&pottery 音』やセレクト雑貨が並ぶカフェ『Tre』、滞在型複合施設『SOIL Nagatoyumoto』、バー『THE BAR NAGATO』、クラフトビールの醸造所『365+1 BEER』、そして2025年にオープンしたばかりの雑貨店『蒲田商店』など。地元の人にも旅行者にも愛される存在となり、街を活気づけている。そんなこの街の美しい自然に癒やされ、日常に触れ、ゆるりと滞在する。まるで暮らすように過ごしたくなる長門湯本温泉での穏やかな時間は、心を潤すかけがえのない体験となるはずだ。
1. 蒲田商店
兵庫・姫路で生活道具の店を営んでいた店主の土田由里さん。2025年にこの地に移住し、店も装いも新たに再オープン。築約60年の古い建物を改装したスペースでは、キッチンツールを中心に長く愛せる日用品や、暮らしに彩りを添える作家の器やインテリアアイテムなどを扱う。「初めて長門湯本温泉を訪れたとき、自然が身近にあって、子どもも大人もみんな顔見知りで、挨拶したり、助け合ったりしている光景を見て。こんな街で子育てをしながら店を続けられたら、すごく素敵だなと感じました。地元の人だけでなく、観光客の方にも旅先でふとした雑貨に出合う楽しさを味わってもらえたら」。▷山口県長門市深川湯本1260-1 ☎︎070-2356-5102 12:00〜17:00 火水木休ほか不定休
2. cafe&pottery 音
5年前に長門へ移住してきた横山和代さんが切り盛りするカフェ。カフェやベーカリーでの勤務経験を生かした、自家製スイーツや焼き菓子がおいしいと評判に。店を入ってすぐの場所はギャラリーになっていて、田原崇雄、坂倉善右衛門、坂倉新兵衛窯といった深川萩の器を展示し、販売している。小皿やマグカップなど、日常使いしやすい商品を中心に扱う。「豊かな自然と恩湯、そして街の人の温かさに惹かれて、5年前に移住しました。縁があって、このカフェの店主になることになったのですが、すぐ近くで作陶する深川萩の作家の器の魅力をカフェを通して伝えていきたいです」。▷山口県長門市深川湯本1261-12 ☎︎0837-25-4004 10:00〜16:00 水木休
3. SOIL Nagatoyumoto
「地元を体験する」をテーマに、2025年3月にオープンした複合施設。ホテル、レストラン、サウナ、周辺を楽しめるアクティビティセンターを併設。宿泊者は、隣接する『恩湯』と6階の『そいるさうな』を何度でも利用することができる。また、1階のレストラン『TARU』では薪釜で焼くピザをはじめ、長門の食材や調味料をふんだんに用いたカジュアルなイタリア料理が味わえる。ソムリエが選んだナチュールワインも充実しているので、料理とのマリアージュを楽しみたい。▷山口県長門市深川湯本2257 ☎︎0837-25-3333 『TARU』7:00〜16:00(ランチ・土日祝のみ12:00〜14:30)17:30〜21:30 無休 ※レストラン、サウナ、アクティビティセンター、ショップは宿泊者以外の方も利用可能
4. 365+1 BEER
「〈365+1 BEER〉というブランド名は、地元の人たちの日常と、観光客の特別な一日に寄り添えるビールを作りたいという思いから名付けました」。そう語るのは、ビール好きが高じて、長門湯本で夫と共にクラフトビールブランドを立ち上げた有賀彩香さん。ブリュワリーでは、近隣で採れる果物や塩、お茶など、地元産の原料を積極的に使い、香りやコクにこだわったビールを醸造。その横にあるタップルームでは、出来たてを全種類味わえる。「ここが地元の人たちと、観光客の交流が生まれる場所になれば嬉しいです」。▷山口県長門市深川湯本1247-2 ☎︎なし 金15:00〜19:00 土13:00〜19:00 日11:00〜16:00 月〜木休 ※営業時間と定休日はInstagramで確認を。
5. Tre
福岡のセレクトショップ『TERCEIRO(テルセイロ)』を営む浅岡陽子さんが手がけるカフェ。元学校だったという趣がある木造の建物を移築し、再生した『だいご長屋』の2階にあり、窓からは音信川の風景が一望できる。ここで楽しめるのは、福岡・柳川の人気ベーカリー『イムスタン』から届くスイーツと、季節の果物の自家製シロップを使ったソーダなどのドリンク。店内の一角では、「温泉での旅時間を心地よく彩る上質な香りやアイテムを」と浅岡さんが選んだスキンケアコスメや雑貨、オリジナルブランドの〈YAA!!〉のウェアも展開。▷山口県長門市深川湯本1325-1 だいご長屋2F ☎︎なし 11:00〜17:00(16:30LO) 火水休(祝日の場合営業)
6. THE BAR NAGATO
神戸や大阪などで、長年バーテンダーをしていた黒田大介さんが営む店。「10年ほど前、長門湯本温泉街のイベントに出店したことを機に行き来するようになり、街の規模感や自然が近い環境がすっかり気に入ってしまって。ここでマイペースに店を営むのも楽しいかもしれないと思い、5年前に開店しました」。昼間はこの場所は『Tre』として営業しているが、アンバーな明かりに包まれる夜のバーはぐっと落ち着いた雰囲気。旬のフルーツや自家栽培のハーブなど、新鮮な素材を使ったカクテルをおともに、のんびりと過ごしたい。▷山口県長門市深川湯本1325-1 だいご長屋2F ☎︎なし 18:00〜24:00 月休
7. 恩湯
1427年に長門国一宮の住吉大明神からお告げがあり、大寧護国禅寺の定庵禅師が発見した古湯。地元では“神授の湯”として親しまれ、浴場奥には住吉大明神を祀り、その前には岩盤湧出の泉源が。浴槽の足元からも温泉がこんこんと直接湧き出ている。「湯温が体温と同じくらいなので、加温は冬を除いて一切なし。加水もなく、生まれたての温泉をゆっくりと楽しめます」というのは、『恩湯』のリニューアルを手がけた旅館『大谷山荘』の大谷和弘さん。クールダウンしたり、大谷さんが選書した「恩湯文庫」の本を読んだり……。自由に過ごせる休憩・喫茶室も居心地がいい。▷山口県長門市深川湯本2265 ☎︎0837-25-4100 10:00〜22:00 不定休
Event Information毎月第3日曜に「朝ゆ市」を開催。

『蒲田商店』『SOIL Nagatoyumoto』『365+1 BEER』『cafe & pottery 音』『Tre』などといった長門湯本温泉街にある店が開く朝市を毎月第3日曜に開催。スペシャルな朝ごはんメニューや地元産の野菜、商品などを販売する朝市を開催。朝の散歩がてら、楽しんでみては。
ACCESS
長門湯本温泉まで、山口宇部空港から車で約1時間半、山陽新幹線の新山口駅からは約1時間。福岡の博多天神方面からはバス「福岡〜長門湯本温泉 おとずれ号」で約3時間。1日1往復で週末を中心に運行中。
photo : Shinnosuke Yoshimori text : Kazuyo Nojiri











































































































