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『ゆとぴやぶっくす』が教えてくれた、埼玉県を歩くのが楽しくなる本『幼ものがたり』。August 04, 2026

日本全国のローカルに愛される書店が選んだ、その土地の歴史や文化に触れるための一冊。毎日1記事ずつ、ジャンルも内容も様々な全47冊を紹介します。

『幼ものがたり』石井桃子 著 吉井爽子 画(福音館文庫)

『ゆとぴやぶっくす』が教えてくれた、埼玉県を歩くのが楽しくなる本「幼ものがたり」。小学校にあがるまでの幼い頃の断片的な記憶を自伝的に回想した作品。やわらかな筆致で綴られた文は、当時の著者の心をそのまま映し出したようで、細部にわたって鮮やか。
小学校にあがるまでの幼い頃の断片的な記憶を自伝的に回想した作品。やわらかな筆致で綴られた文は、当時の著者の心をそのまま映し出したようで、細部にわたって鮮やか。

石井桃子が過ごした、浦和での記憶を辿る。

浦和出身の児童文学者・石井桃子が70歳頃に書いた作品。この年齢に近づいた時期に、忘れ去って久しい幼い日々の記憶が蘇りはじめたそうです。幼少期の感覚を鮮明に思い出せる記憶力と洞察力に驚きました。ほとんどのエピソードが浦和を舞台にしていて。彼女の家が中山道沿いにあることや、浦和周辺に住む人なら特定できるような馴染み深い場所が描かれているところが味わい深いし、地域のことを知る深い読書体験になるでしょう。(店主・栃原麦穂さん)

ゆとぴやぶっくす

『ゆとぴやぶっくす』が教えてくれた、埼玉県を歩くのが楽しくなる本「幼ものがたり」。

2022年オープン。古本と新刊のほか、リトルプレスやZINEを販売。LINEで本の注文ができるサービスも。月に一度、読書会を開催。最寄り駅はJR南浦和駅。▷さいたま市南区文蔵2-14-2 宇都宮市中戸祭1-5-4 伸和ハイツ103 ☎なし 12:00~19:00 火水休

→ yutopiya.com

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