FOOD 食の楽しみ。

料理家・内田真美さんが伝授。心がリッチになる3つの卵料理レシピ。August 30, 2026

生き方、住まいへのこだわり、もの選び、食のこと、装い、日々の習慣……。これまでさまざまな角度から掘り下げて特集してきたBetter Lifeを叶えるためのアイデアを一冊にまとめた2026年6月8日発売の別冊ムック「&Lifestyle /Better Life Guide 毎日を心地よくするヒント」から、料理家・内田真美さんに教えてもらった「ごちそうの卵料理」を紹介します。

ポルチーニときのこのフリカッセ・ド・ウフ

時間に余裕がある休日の朝は、心がリッチになる卵レシピを。「ごちそうの卵料理」。 | バターとにんにくが香る煮込み料理。とろっと流れ出る黄身ときのこの旨味が凝縮した出汁にパンを浸しながらどうぞ。
バターとにんにくが香る煮込み料理。とろっと流れ出る黄身ときのこの旨味が凝縮した出汁にパンを浸しながらどうぞ。
時間に余裕がある休日の朝は、心がリッチになる卵レシピを。「ごちそうの卵料理」。きのこはぬめりが出ないものであれば何でもOK。 | きのこはぬめりが出ないものであれば何でもOK。
きのこはぬめりが出ないものであれば何でもOK。
時間に余裕がある休日の朝は、心がリッチになる卵レシピを。「ごちそうの卵料理」。卵を割り入れたらあとは好みの硬さになるまで待つだけ。 | 卵を割り入れたらあとは好みの硬さになるまで待つだけ。
卵を割り入れたらあとは好みの硬さになるまで待つだけ。

    〈材料〉2人分

    卵… 4個 
    ドライポルチーニ…10g 
    湯…200㎖ 
    好みのきのこ…250g*撮影時はホワイトマッシュルーム、ブラウンマッシュルーム、舞茸を使用 
    有塩バター…大さじ1  
    オリーブオイル…大さじ1  
    にんにく… 1かけ 
    タイム… 3枝 
    生クリーム(42%)…70㎖ 
    塩、胡椒…各適量 

    〈作り方〉
    1.ドライポルチーニをボウルに入れ湯を加え1時間ほどそのままにして戻しておく。季節の好みのきのこは大きめの一口大に切っておく。にんにくはみじん切りにしておく。

    2.フライパンにバター、オリーブオイル、にんにくを入れて中火にかける。にんにくから香りが出たらきのこ類を加えて炒める。きのこ類からうっすら水分が出てきたら、湯で戻したポルチーニを戻し汁ごと加える。タイムの葉を加える。強火にし少し水分が煮詰まったら、生クリームを加える。味見をして塩・胡椒をし、味を調える。

    3.2に卵を割り入れる。中火にして卵白部分が、好みの硬さに固まるまで火を通す。

ハーブとピスタチオのウフマヨ

時間に余裕がある休日の朝は、心がリッチになる卵レシピを。「ごちそうの卵料理」。爽やかな自家製マヨネーズを卵にまとわせると、うふふと笑みがこぼれる。パラパラと塩をふりかけたきゅうりと一緒に。 | 爽やかな自家製マヨネーズを卵にまとわせると、うふふと笑みがこぼれる。パラパラと塩をふりかけたきゅうりと一緒に。
爽やかな自家製マヨネーズを卵にまとわせると、うふふと笑みがこぼれる。パラパラと塩をふりかけたきゅうりと一緒に。
時間に余裕がある休日の朝は、心がリッチになる卵レシピを。「ごちそうの卵料理」。沸騰した湯に入れる前に卵の下部にカチッと割れ目を入れることで殻がむけやすく。 | 沸騰した湯に入れる前に卵の下部にカチッと割れ目を入れることで殻がむけやすく。
沸騰した湯に入れる前に卵の下部にカチッと割れ目を入れることで殻がむけやすく。
1時間に余裕がある休日の朝は、心がリッチになる卵レシピを。「ごちそうの卵料理」。マヨネーズはたっぷりと。 | マヨネーズはたっぷりと。
マヨネーズはたっぷりと。

    〈材料〉2人分

    ゆで卵… 2個 
    きゅうり… 1本 
    粒塩…適量 

    [ハーブピスタチオマヨネーズ(作りやすい量)] 
    A(卵… 1個 
    塩…小さじ1/4 
    黒胡椒…適量 
    ディジョンマスタード…小さじ1  
    ホワイトバルサミコ酢…大さじ1  
    オリーブオイル…50㎖ 
    植物油…100㎖) 

    イタリアンパセリ…3枝 
    ディル… 2枝 
    ピスタチオ…30粒 

    〈作り方〉
    1.好みの茹で時間でゆで卵を作り、冷まして殻をむく。

    2.ハーブピスタチオマヨネーズを作る。ハンドブレンダー用の容器にAをすべて入れて攪拌する。もったりと出来上がったら、ざく切りにしたイタリアンパセリ、ディルを加え、好みの大きさになるまでさらに攪拌する。清潔な容器に移したら、粗みじん切りにしたピスタチオを加えよく混ぜ合わせる。

    3.皿にゆで卵をのせ、好みの量のハーブピスタチオマヨネーズをかける。半分に切ったきゅうりに粒塩をふって添える。

カイザーシュマーレン

1時間に余裕がある休日の朝は、心がリッチになる卵レシピを。「ごちそうの卵料理」。しっかり泡立てたメレンゲで作るふわふわのウィーン風パンケーキ。好みのジャムや生クリームと合わせて頬張りたい。 | しっかり泡立てたメレンゲで作るふわふわのウィーン風パンケーキ。好みのジャムや生クリームと合わせて頬張りたい。
しっかり泡立てたメレンゲで作るふわふわのウィーン風パンケーキ。好みのジャムや生クリームと合わせて頬張りたい。
1時間に余裕がある休日の朝は、心がリッチになる卵レシピを。「ごちそうの卵料理」。よく泡立てた卵白を加えることで軽い食感に。 | よく泡立てた卵白を加えることで軽い食感に。
よく泡立てた卵白を加えることで軽い食感に。
1時間に余裕がある休日の朝は、心がリッチになる卵レシピを。「ごちそうの卵料理」。ヘラを使って一口大に切り分けながら焼いていくのがポイント。 | ヘラを使って一口大に切り分けながら焼いていくのがポイント。
ヘラを使って一口大に切り分けながら焼いていくのがポイント。

    〈材料〉2人分

    卵… 2個 
    薄力粉…80g 
    きび砂糖…30g 
    牛乳…200㎖ 
    レモンの皮(無農薬)…1/2個分 
    バニラビーンズ…1/2本分 
    有塩バター…大さじ2  
    粉糖…適量 
    生クリーム…適量 
    好みのジャム…適量 

    〈作り方〉
    1.ボウルに卵黄と卵白を分け、卵黄のボウルに牛乳を加えよく混ぜ合わせる。

    2.別のボウルにふるった薄力粉を入れて、1の卵黄と牛乳を合わせたものを少しずつ加えホイッパーでよく混ぜ合わせる。滑らかに混ざったら、すりおろしたレモンの皮とバニラビーンズを加えよく混ぜ合わせる。

    3.卵白をハンドミキサーで少し攪拌する。そこにふるったきび砂糖を1/4程度加えて攪拌する。攪拌しながら残りのきび砂糖を3回に分けて加え角がピンと立つまでしっかりと泡立てる。しっかりと泡立ったら、2の卵液に1/3量の卵白を加えてホイッパーで混ぜ合わせる。混ざったらさらに1/3量を加え、泡を消さないように混ぜ合わせる。混ざったら、卵液を残りの卵白のボウルに加え、ゴムベラでさっくりと泡を消さないように混ぜ合わせる。

    4.フライパンにバターを入れて中火にかける。バターが溶けたら生地を一度に加えて蓋をする。膨らんできたら下部の焼き目を見てきつね色に焼けていたらヘラなどで切り分けながら返していき、両面きつね色になるまで焼く。

    5.皿に盛り付けて粉糖をふる。泡立てた生クリームとジャムと一緒に供する。

ホテルの朝食のようなスペシャルな一皿を。

「身近な食材だけど、ちょっと手をかけるだけでとびきりのごちそうになる。それが卵料理の魅力だと思います」と、料理家の内田真美さん。煮る、焼く、蒸す、茹でるなど卵料理はバリエーション豊富で、アレンジもしやすい。今回は数あるレシピから、休日の朝にこそ作りたい卵を使った料理を教えてもらった。たとえば、きのこをたっぷり使ったフリカッセ・ド・ウフはポルチーニ茸を戻すところからスタート。
「時間がかかる分、この出汁が効いて、旨味たっぷりの煮込み料理が完成します。ここにパンツェッタを加えればディナーの前菜にもなりますよ」
 そのまま食べてもおいしいゆで卵はマヨネーズを手作りし、ウフマヨに。
「ピスタチオを入れているのでカリカリッとした食感が楽しめます」
 オーストリアの菓子、カイザーシュマーレンは軽い食感のパンケーキだ。
「メレンゲをしっかり立てる必要があるので、時間に余裕がある日の朝に作りたくなります。ヘラを使って切り分けながら焼いていくから、きれいに焼かなきゃと気を使う必要もありません。旅先のホテルの朝食でシェフが〝あなたの好きな卵料理を作りますよ〞と言ってくれるだけで気分が上がりますよね。そういう高揚感を家庭で味わえるのが休日の朝の醍醐味です」

内田真美 Mami Uchida料理家

幼い頃から食に興味を持ち、料理の道へ。雑誌、広告、書籍などでレシピを提案。台湾に関する書籍も手がける。国内外の菓子や喫茶について甘もの好きと語る『私的甘もの放談』、『私の家庭菓子』、『私的台湾食記帖』(すべてアノニマ・スタジオ)、『内田真美の日々スープ』(KADOKAWA)など著書多数。

photo : Ayumi Yamamoto text : Mariko Uramoto edit : Wakako Miyake

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