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日本の食文化に着想した〈マリメッコ〉の新作コレクション。デザインディレクターのミンナ・ケメル=クトゥヴォネンさんが大切にしていること。August 29, 2026

東京・銀座で開催されたポップアップ「Marimekko Wa Living in Ginza」。〈マリメッコ〉の代表する「ウニッコ」柄をまとった新作テーブルウェアがお披露目された。
東京・銀座で開催されたポップアップ「Marimekko Wa Living in Ginza」。〈マリメッコ〉の代表する「ウニッコ」柄をまとった新作テーブルウェアがお披露目された。

和のエッセンスをまとった、「ウニッコ」柄の新しい器。

 1951年の創業以来、時代に流されない普遍的なデザインと目にするだけで力が湧く大胆なプリントで、日々の暮らしに喜びをもたらすプロダクトを数多く展開ししている、北欧・フィンランド発のデザインハウス〈マリメッコ〉。この度、日本の食文化に寄り添う、新しいフォルムの新作テーブルウェアコレクションが、世界に先駆けで日本で発売された。

 今回の新コレクションは、ブランドを代表する《ウニッコ》(Unikko)をあしらった、ボウルや小皿などのシリーズが登場。カラーバリエーションは2種類。和の空間にも優しく馴染む「サンド×コットン×ノルディックフォレストグリーン」と、マリメッコを象徴する鮮やかな「レッド×オレンジ×ブラック」がラインナップする。ご飯茶碗にもぴったりなボウルや箸置き、豆皿など日常使いしやすいテーブルウェアから、エプロンやミトン、プレイスマットなど、食卓を彩るテキスタイルまで。食事のシーンにそっと馴染む、優しい色合いのアイテムが揃う。

 7月29日(水)から8月4日(火)の期間、松屋銀座 第1駐車場脇「松屋俱楽部1階プロモーションスペース」で開催されたポップアップイベント「Marimekko Wa Living in Ginza」には、〈マリメッコ〉のデザインディレクターを務めるミンナ・ケメル=クトゥヴォネンさんも来日し、新商品が完成するまでのプロセスや、製品に込めた思いについても語った。

「10数年前からテーブルウェアを展開する中で、アジアや日本の食文化に根づいた特別なテーブルウェアが必要だと感じてきました。〈マリメッコ〉では、テーブルセッティングを建築のような捉え方でプランニングしています。デザイナーのサミ(・ルオツァライネン)は、形や要素を注意深く吟味し、単体でも美しく、他の器と組み合わせても調和するようデザインしています。元々の《ウニッコ》はファブリックなどの平面用に作られたものですが、それを立体に落とし込む際にはオリジナルのトーンや雰囲気を損なわないよう、紙の模型や3Dプリンターで精査しながら製作しました。ご飯茶碗としてや、ラーメンを食べるときのために手になじむ広めの形状にリニューアルしたボウルや、焼き魚文化などを意識した横長フォルムのフィッシュプレートなど、幅広い用途で楽しんでもらえたらうれしいです」

 

「サンド×コットン×ノルディックフォレストグリーン」の淡い色みで描かれた「ウニッコ」柄。 | 「サンド×コットン×ノルディックフォレストグリーン」の淡い色みで描かれた《ウニッコ》柄。
「サンド×コットン×ノルディックフォレストグリーン」の淡い色みで描かれた《ウニッコ》柄。
「ウニッコ」の花の形で作られたプレートも。 | 《ウニッコ》の花の形で作られたプレートも。
《ウニッコ》の花の形で作られたプレートも。
0.65Lサイズのピッチャーは松屋銀座限定で販売。
0.65Lサイズのピッチャーは松屋銀座限定で販売。
ポップアップイベント会場の様子。 | ポップアップイベント会場の様子。壁面には《ウニッコ》と同じくブランドを代表する《ティイリスキヴィ》のテキスタイルも。
ポップアップイベント会場の様子。壁面には《ウニッコ》と同じくブランドを代表する《ティイリスキヴィ》のテキスタイルも。
ポップアップ期間中は、松屋銀座の地下ショーウィンドウも〈マリメッコ〉仕様に。
ポップアップ期間中は、松屋銀座の地下ショーウィンドウも〈マリメッコ〉仕様に。

〈マリメッコ〉デザインディレクター、ミンナさんにインタビュー。

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ポップアップ会場でのプレゼンテーションの後、ミンナ・ケメル=クトゥヴォネンさんに、デザインとの向き合い方や日々の暮らしで大切にしていることを聞いた。

──日本・アジアのマーケットを意識した今回のコレクション。ミンナさん、〈マリメッコ〉にとって、日本はどのような存在ですか。

ミンナ・ケメル=クトゥヴォネン(以下ミンナ):今回テーブルウェアを新しく開発するにあたって、日本、中国、台湾、そして韓国のそれぞれの方にテストしていただいて、それを通してアジアの人々のライフスタイルにふさわいしいものを作るということを頑張ってきました。中でも日本と、私たちフィンランドというのは、同じような文化を共有している部分があると思います。それは何かというと、「豊かな自然と共生していること」と、「暮らしの中に機能的な美を取り入れる感性」という点で、非常によく似た文化的側面を持っていると感じています。

──今回の新作テーブルウェアの他にも、〈マリメッコ〉が手がけるさまざまなデザインに携わるミンナさん。新しいデザインを生み出すために、大切にしていることはありますか。

ミンナ:常に謙虚であること、そして常に開かれた状態でいることです。日常の瞬間を本当に大切に思って、何かスペシャルなものを見つけるようにオープンマインドを心掛けていると、新しい発見があります。すでに知っていると思っていたものでも、意識を変えれば必ず新しいアングルや局面を見出せると信じています。〈マリメッコ〉は長い歴史のあるブランドです。その中で伝統を守るだけではなく、新たなチャレンジも続けていくためにも、常に学び続けていくということを心がけています。

──『&Premium』は、「ベターライフ=より良き日々」という考え方をコンセプトとしています。ミンナさんがベターライフのために大切にしていることはなんですか。

ミンナ:私が暮らしているのはヘルシンキから車で1時間ほどの、周囲を自然に囲まれた郊外のエリアです。毎日とはいかないのですが、週3回ほど朝に、2本の専用ポールを使って行うノルディックウォーキングをしています。自然の中に身を置くことで心身ともに健やかでいられる。そうすることで明日が今日よりもより良くなれるし、オープンでいることにも繋がるとと思っています。

InformationMarimekko

1951年、アルミ・ラティアにより創業。ウェアやバッグなどのファッションアイテムから、インテリアやテーブルウェアまで、独創的なプリントと色づかいでライフスタイルを鮮やかに彩るライフスタイルブランド。設立75周年となる今年、ブランドの世界観を体感できる展覧会「「マリメッコ展 模様のちから Marimekko: Art of Printmaking -Beauty, Dream, Love」」が2026年7月の京都でスタートしたのを皮切りに、東京、広島、そして北九州・富山・名古屋・長崎など全国を巡回して開催予定。今回、1964年にマイヤ・イソラがデザインしたブランドを代表するパターン《ウニッコ》新作テーブルウエアコレクションが発表された。

新作コレクションのアイテム例
ウニッコ 箸置きセット ¥4,950
ウニッコ 13cm 皿 ¥4,950
ウニッコ 16cm 皿 ¥5,940
ウニッコ 9cm 豆皿 ¥3,740
ウニッコ 9cm プレート ¥4,180
ウニッコ3dl ボウル ¥5,390
ウニッコ 1.5l ボウル ¥9,350 ※松屋銀座限定 
ウニッコ 17×32cm 盛り付け皿 ¥16,500 ※松屋銀座限定 
ウニッコ 32cm 盛り付け皿 ¥17,600※松屋銀座限定
など。松屋銀座限定アイテムは「松屋銀座 7階マリメッコショップ」にて販売中。

公式サイトはこちら

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