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カフェで手に入れるセレクト茶葉で一服。 京都さんぽ部部長の、 新旧お土産帖。April 28, 2024

&Kyoto

十分に街歩きを楽しんだなら、間違いのない土産を手に入れて旅を締めくくりたい。本誌連載「&Kyoto」の「京都さんぽ部」部長で、現地在住のライター、コーディネーターの大和まこさんが教えてくれたのは、寿司や菓子、雑貨、縁起物といった8つのジャンルの新旧いい土産。長きにわたり愛される定番から、歴史を引き継ぐ名品、老舗が手がける新ブランドのアイテムに、この数か月のうちに発売されたばかりのものまで、古都だからこそ生まれた古きと新しきの違いを味わえる品々。帰りの新幹線から旅の余韻に浸れ、家に帰れば楽しい時間を振り返りたくなる、充実のラインナップです。

『酒菓喫茶かしはて』の有機 花香ほうじ茶70g600円
▷京都市左京区浄土寺上南田町37‒1 ☎なし 12時〜17時 水休ほか不定休 問い合わせはInstagramにて。
『酒菓喫茶かしはて』の有機 花香ほうじ茶70g600円
▷京都市左京区浄土寺上南田町37‒1 ☎なし 12時〜17時 水休ほか不定休 問い合わせはInstagramにて。
『利招園茶舗』のほうじ茶 100g8 64円
▷『カイカドウカフェ』京都市下京区住吉町352 ☎075‒353‒5668 10時〜18時30分(18時LO) 水休
『利招園茶舗』のほうじ茶 100g8 64円
▷『カイカドウカフェ』京都市下京区住吉町352 ☎075‒353‒5668 10時〜18時30分(18時LO) 水休

カフェで手に入れるセレクト茶葉で一服。

 茶葉も京都から持ち帰りたいもののひとつであるけれど、老舗や有名どころはすでに制覇済みというなら、カフェのセレクトに注目を。

 大人仕様のデザートが楽しめる『酒菓喫茶かしはて』で別注しているのは宮崎・五ヶ瀬町で育てられている茶葉。花香ほうじ茶は茶葉の個性を引き出すための浅め焙煎が特徴。華やかな香りがふわりと立ち、柔らかな甘味が魅力。水出しでも楽しめる。今後、少しずつ増えるというラインナップにも期待が膨らむ。

 宇治『利招園茶舗』やロンドン『ポストカードティーズ』などのセレクト茶葉を扱う『カイカドウカフェ』では、雁金をブレンドした『利招園茶舗』のほうじ茶を。爽やかで香り高く、カフェ同様にほうじ茶ラテで味わうのもいい。


「京都さんぽ部」部長、ライター、コーディネーター。 大和 まこ

「京都さんぽ部」部長。ライター、コーディネーター。京都暮らしも、もはや25年目に。連載「&Kyoto」は2022年に100回目を迎えて継続中。京都の景色や、食べたもの、買ったものをInstagram(@makoyamato)で発信している。

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