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人生の師匠はいつだっておばぁ 是枝麻紗美April 24, 2017

2017.04.24

人生の師匠はいつだっておばぁ

私の住む我喜屋は80歳を過ぎたおばぁ達が庭の管理をし、静かにそしてイキイキと暮らしている。私が巨大化したナーベラでタワシを作ったらひゃっひゃっと笑い背中をポンポンと叩く。苺を植えたといえば目を丸くして驚く。おばぁの手はいつもフカフカで、綿の座布団のよう。そう、働いた人の手をしている。沖縄のおばぁ特有のものかな、と思い巡ってみると自分の祖母を思い出した。御歳96歳の鹿児島に住む祖母は、無農薬で野菜を育て味噌や梅干しを親戚分作っていた。ある時は石臼で蕎麦をひき、また歯が痛いと言えばアロエを詰められた。私の今の生活の片隅に、いつも祖母の姿が見え隠れしている。

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おばぁの教え。トマトは鳥に食べられる前に採りなさい。

民具デザイナー 是枝 麻紗美

これえだ・まさみ/沖縄県の本島北部の離島、伊平屋島にて自生植物を使った民具アトリエ〈種水土花 syumidoka〉を主宰。今帰仁の『atelier café bar誠平』、名護の『bonmu』、南風原の『ゆいまーる沖縄』にて展示販売中。

m.facebook.com/syumidoka

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