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15年以上の付き合い。仕事部屋のオーディオセット。写真と文:山口 明 (フォトグラファー) #4April 29, 2026
人生で一番聴いているスピーカーはなんですか? 僕は仕事部屋のパソコンに繋いでいるスピーカーです。仕事柄、パソコンに向かう時間も多く、そのときは必ずスピーカーから音が流れています。かれこれ15年くらいの付き合い。人生の1/3、なかなかの年月です。今回はパソコンのオーディオの話です。ちなみにうちの猫は17歳。こちらもなかなかの年月です。

中学3年生のときにミニコンポを自分で買い、高校生になるとバイト代でCDを買い始めました。20代前半はレンタルCDをパソコンにせっせと取り込み、〈ヤマハ〉の小さいモニタースピーカーで聴き、20代後半のときにもらった人生初のボーナスで〈ボーズ〉の「201」というスピーカーとアンプを買い、パソコンを繋げて聴くようになりました。もともと音楽は好きだけど、「音は大きい音さえ出ればなんでもいい」という感じだったのですが、アンプを手に入れてから音がだいぶ変わり、細かい音にも興味を持ち始めました。
そうなると、〈ボーズ〉のスピーカーは低音が強すぎるように感じ出し、30代前半に〈エラック〉の「BS243BE」を購入しました。それからの長い付き合いです。
真っ黒な感じがモニターやパソコンと相性が良く、とても気に入っています。カッコいい! 音もキレがある感じで仕事中にはピッタリです。長くこのスピーカーで聴いているので、僕の音の基準にもなっています。アンプは〈オラソニック〉というメーカーのコンパクトなデジタルアンプ。このオーディオセットで、パソコンに取り込んだ音楽だったり、ラジオだったり、YouTubeの都市伝説だったりを流して、写真のレタッチ作業をしています。UFOや宇宙の考察動画、子猫動画もよく再生しています。
僕はけっこうレコードを買うのですが、買うたびにゆっくり聴いていると時間があっという間になくなるので、仕事中にも聴けるように仕事部屋にもレコードプレイヤーを設置しています。あまり場所をとらないコンパクトな〈テクニクス〉の「SL-7」という古い機種です。中古で安く買って、修理業者にオーバーホールしてもらいました。レコードはジャケ買いが多いので、ここで聴いて選別しています。普段はブラジル音楽や、集中できそうなアンビエントミュージックなどを流しています。

今回は、ドロシー・アシュビーの『Afro-Harping』と、今年1月にジブリパークで買ってからまだ聴いていなかった『風の谷のナウシカ』のサントラを流しながら、この文章を書いてみました。聴き慣れた安心できる音。長い付き合いのスピーカーと人間関係は、大事にしていきたいですよね。やっぱり、オーディオって楽しい!
フォトグラファー 山口 明









































