BOOK 本と言葉。
10代のときに、私の生き方を変えた本。『火の鳥2 未来編』/宮崎・宮崎『ポロポロ書店』 が届けるベターライフブックス。November 05, 2026
This Week Theme10代のときに、私の生き方を変えた本。
Book of the Week『火の鳥2 未来編』手塚治虫 著

途方もない展開に脳がはじけまくって寝られなくなった。高校生のとき、友人のさかもと君から文庫版『火の鳥』全巻を借りて夢中になって読んだ。
作品は時代背景別に話が進んでいく。その中で未来編を読んだ後に、頭が覚醒してぐるぐる考えまくった。未来編の舞台は社会が人工知能の決定によって管理されていている世界で、今の AIと管理社会を予言していると思う。主人公が火の鳥から「あなたを不死のからだにします」と宣言されて、放射能で全生物が死滅した後も、地球上にたった1人の生命として、生き残ってしまう。そこから何千年、何億年と生き続けて、新しい生命が出現するのを目撃する物語で、輪廻転生の世界。死んだらどうなるのかを意識し始めた時期で影響を受けた。
edit:Seika Yajima
BOOKSHOP ポロポロ書店

店主の岩下勇樹が2020年にオープン。店名は作家・田中小実昌の小説『ポロポロ』に由来している。文庫本や小説、写真集、アートブック、音楽にまつわる本などが並ぶ。レコード、アパレル、菓子なども販売。店主が編集するミニコミ誌『ポロポロ新聞』を発行。本を売るだけでなく、地域の人や書き手の個性が交わる場にもなっている。




























