東京・銀座で日仏のクラフツマンシップが紡ぐ美食体験を。『エスプリ・セー・ケイ・ギンザ』で〈シャンパーニュ・ボランジェ〉のペアリングイベントが開催。November 19, 2024

ピノ・ノワールの聖地と呼ばれるフランスのシャンパーニュ地方アイ村で1829年に誕生した〈シャンパーニュ・ボランジェ〉。今では稀少となった木樽発酵での生産を続ける数少ないメゾンのひとつで、職人の手による伝統製法で造りだされる上質な味わいは、英国王室やミシュラン星付きレストラン、世界中のワイン愛好家を魅了し続けている。

その〈シャンパーニュ・ボランジェ〉が味わえる贅沢なペアリングイベントが東京・銀座で開催される。会場となる『エスプリ・セー・ケイ・ギンザ』は、アジア人として初めてフランス版ミシュラン三つ星を獲得した小林圭シェフと、500年以上の歴史を持つ老舗和菓子屋『とらや』が創り上げたレストラン。「自由な発想でフランス料理の枠を超えた伝統と革新が共存するレストランに」という小林シェフの特別な想いから、2024年にオープンした。

長い歴史の中で築かれた品質を守りながら、時代に合わせた新しい価値観を取り入れる。そんな両者の姿勢が共鳴し、実現したのが今回のコラボレーション。

今回の主役となるのは、〈シャンパーニュ・ボランジェ〉を代表するPNシリーズの新作。ピノノワール100%で造られたPNシリーズは、新しいヴィンテージごとにメインとなるクリュ（畑）が厳選され、毎年アップデートを繰り返しながら生産されている唯一無二のワインだ。

その5作目となる「PN VZ19」は、通常の熟成期間の2倍にあたる4年もの間熟成させた“一番搾り”のみで造られている。グラニースミスの酸味とツルコケモモの甘み、ブラッドオレンジの風味が混じり合い、そこにトロピカルフルーツの香りと塩味のアクセントが加わったグラデーションのある味わいが特徴的。

ペアリングの料理はアラカルトで自由に選ぶことができ、それに合わせてソムリエがボランジェのシャンパーニュでペアリングを組み立ててくれる。「PN VZ19」の軽やかな口当たりが素材の旨みをさらに引き立て、贅沢な食体験を後押しする。日本とフランスのものづくりのエッセンスが融合したペアリングメニューをこの機会に楽しんでみてほしい。