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『コーヒー・ハウス 18世紀ロンドン、都市の生活史』小林章夫 著(講談社学術文庫) 選・文/Readin’ Writin’ BOOK STOREBook 88 / October 20, 2017

This Month Theme長く読み継がれてほしい本。

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17世紀半ば英国に誕生したコーヒー・ハウスは情報発信の基地だった。出入りしたのは政治家、商人、文学者、ジャーナリストたち。インターネットどころか電話もない時代、最新の情報は人から人に直接伝えられ、政策立案や商売に生かされた。情報をまとめた新聞や雑誌を通して市民もその恩恵に預かった。コーヒー・ハウスは人と人をつなぐメディア(媒介)の機能を果たしていた。メディアとしての本屋を目指す『Readin’ Writin’』は本を売るだけでなく、「21世紀のコーヒー・ハウス」でありたい。


Tawaramachi Book Store Readin’ Writin’

元新聞記者の店主が東京の浅草・田原町で営む本屋。「長く読み継がれてきた本、読み継がれて欲しい本」を手渡すことをモットーに掲げている。 東京都台東区寿2-4-7/TEL03-6321-7798

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