台湾茶のある風景

琥珀色のモダンなカウンター席で、半世紀寝かせた凍頂烏龍茶を味わう。June 28, 2026

LiquideAmbré 琥泊(リキッド・アンブレ フーポー)

琥珀色のモダンなカウンター席で、半世紀寝かせた凍頂烏龍茶を味わう。 | 公園に面した琥珀色の空間
公園に面した琥珀色の空間
琥珀色のモダンなカウンター席で、半世紀寝かせた凍頂烏龍茶を味わう。 | 右は花で香りづけした烏龍茶や蜜香紅茶。左は7種類の茶葉の詰め合わせ。
右は花で香りづけした烏龍茶や蜜香紅茶。左は7種類の茶葉の詰め合わせ。
琥珀色のモダンなカウンター席で、半世紀寝かせた凍頂烏龍茶を味わう。 | 紅烏龍茶にブランデーを加えたものなど、ティーカクテルも人気。
紅烏龍茶にブランデーを加えたものなど、ティーカクテルも人気。
琥珀色のモダンなカウンター席で、半世紀寝かせた凍頂烏龍茶を味わう。 | 「若い世代や海外の人にも台湾茶の文化をわかりやすく伝えたい」と語るカレンさん。2019年に開業し、現在も上質な茶葉を探し求め、産地や茶農家を訪ね歩いている。
「若い世代や海外の人にも台湾茶の文化をわかりやすく伝えたい」と語るカレンさん。2019年に開業し、現在も上質な茶葉を探し求め、産地や茶農家を訪ね歩いている。

 店主はブランディングデザイナーのカレンさん。映画監督の友人から借りた古いビルの2階に構えるサロンは、隠れ家のような佇まいだ。入り口の石階段からカウンター席まで琥珀色で統一された店内には、古今東西のインテリアが配されている。テーブルに置かれた茶道具からも彼女のセンスがうかがえる。この日の設えは名古屋の金工の名匠〈一望斎〉の初代が手がけた銀製やかん、台湾の工芸家の友人に制作を依頼したお盆や茶針、中国・景徳鎮の芸術家による手描きの湯呑み、フランスの蚤の市で見つけたトレーなど。茶葉は単品注文も可能だが、飲み比べできるおまかせコースが好評だ。海外のハイエンドレストランのシェフが希少な茶葉を求めて訪れるため、名だたる銘茶や長年熟成させた茶葉も充実。味わったのは50年ものの南投県鹿谷産の凍頂烏龍茶。米国のTIME誌でも紹介された一級品だ。質の良い烏龍茶は長く寝かせるほど味わい深さが増し、喉元に炭火焙煎ならではの香ばしさと円熟した甘味が広がる。

LiquideAmbré 琥泊(リキッド・アンブレ フーポー)

台湾らしい手作りスイーツも評判。おまかせコースは1180元~。▽台北市大安區樂利路72巷15號2F 8時〜18時 無休 予約がベター。日本語が通じる。

photo : Ivy Chen text : Mari Katakura

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