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一度使ったら手放せなくなる質感。〈コスメデコルテ〉の"マットサテン"なルージュ。August 27, 2026

〈コスメデコルテ〉ルージュデコルテ クリームサテン
ソフトマットサテンの質感で、美しく色を残す全7色のルージュ。柔らかなタッチで軽やかにフィットする。色みは左から、03S、04S、01S。ルージュデコルテ クリームサテン各¥5,500(コスメデコルテ0120‒763‒8251)

色もちも、保湿もあきらめない。新質感の「ルージュデコルテ クリームサテン」。

 サテンと聞くと、どんな口紅を思い浮かべるだろう。シルクのようになめらかで、薄く光をまとった質感。そんなイメージを抱く人もきっと多いはずだ。ところが、〈コスメデコルテ〉の新作「ルージュデコルテ クリームサテン」は、その印象を心地よく裏切ってくれる。まるでクリームのように唇へ溶け込み、サテンのように繊細な光をまといながら、仕上がりはふんわりとしたソフトマット。相反するように思える質感を、一つの口紅で見事に表現しているのだ。
 一般的に、マットタイプの口紅は色もちに優れる一方で、乾燥や粉っぽさが気になることも。反対に、うるおいやツヤを重視すると、美しい仕上がりと引き換えに色もちが課題になりやすい。そこで〈コスメデコルテ〉が目指したのが、「色もち」と「湿度感」の両立だった。
 その鍵を握るのが、スキンケア研究で培ってきた知見を生かした処方設計。保湿成分として、希少なガリカバラの一種「シャルルドミル」から抽出したエキスをはじめ、ダブルヒアルロン酸などを配合。さらに、独自の保湿カプセルがうるおいを抱え込み、体温でとろけるようになじむテクスチャーと、乾きを感じにくい心地よさを支えている。そして、もう一つ見逃せないのが、全7色に採用された 「ヘモグロレッド」 という独自の色素設計。肌と唇の血色感の延長線上にある色素を追求することで、口紅の色が前に出るのではなく、まるでその人本来の血色が自然に引き立ったような印象に仕上げる。くすみが気になりやすい大人の唇や肌にもなじみやすく、肌に溶け込むようなシェード揃いとなっている。例えば、03Sは唇と一体化するようになじむ赤みコーラルピンク。自然な血色感を添え、デイリーに活躍する一本。04Sは黄みを帯びたベージーレッド。程よい洒落感があり、フルメイクの口元を洗練された印象へ導く。そして、深みのあるくすみローズの01Sは知性と気品を感じさせ、大人らしい表情を引き立てたい日に選びたくなるなど、女性的な魅力を高めてくれるカラーが充実している。
 流行の質感を追うだけではなく、肌や唇そのものを美しく魅せる。その積み重ねが、〈コスメデコルテ〉のルージュが長く愛される理由なのだと改めて気づかせてくれるコレクションだ。

文/永富千晴
ながとみ・ちはる/美容ジャーナリスト。〈club C.〉主宰。女性誌やウェブで、企画、編集、執筆に携わる。YouTubeチャンネル「永富千晴キレイの未来」も。

photo : Shinsaku Kato
※この記事は、No.154 2026年10月号「&Beauty」に掲載されたものです。

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