オモムロニ。さんが、今月試してみたもの〈アンドメディカル〉のバランスボール
〈西川〉の腰まくらOctober 03, 2023

話題のアイテムは次々と出てくるけれど、気になるのはその実力。そこで、自ら使って納得したものしか選ばないオモムロニ。さんが、暮らしのなかで、じっくり試してわかったことをレポートする連載。今回は、体を美しく整えてくれるアイテムを紹介します。

インテリアに馴染むファブリックはカーキ、ネイビーの2色展開。「木目の家具にもマッチするカラーリングと素材です。ゴム素材のバランスボールだと、手垢や猫の毛がつきやすいことが個人的な懸念点でしたが、これならカバーを取り外して手洗いもできるし、安心して使えます」。カバーは別売り（￥4,000）も。W48×D48×H56㎝ ￥18,800（ドリーム 0120−559−553）

座るだけで自然と体がバランスを取ろうとするため、腰まわりのインナーマッスルを刺激できるバランスボール。「オーバル型が想像以上に座りやすい！　部屋での存在感も程よく、収まりが非常に良いです。底面が平らになっているから、転がらず自立してくれる。座ると座面高は約45㎝になり、テーブルやデスクに合わせるのにちょうどいい高さ。座り心地はやわらかで、安定感があるので、綺麗な姿勢のまま作業もできます。私は朝起きてすぐ、ボールを横向きに倒しながらブリッジをして、お腹や背中を伸ばすのがお気に入り。脚を上にのせて、ストレッチするだけでも気持ちよかったです」

固定ベルトを使って、様々なタイプの椅子に装着できる。カラーはイエロー、グレー、ブラック。素材は高反発、高耐久のウレタン。「表地は抗菌加工が施されていて、側生地は取り外して洗濯ができます。長時間作業していると、ついつい前かがみの姿勢になっていたのが、自然と安定しました」。W51×D31×H21㎝ ￥11,000＊編集部調べ（西川 0120−36−8161）

腰椎、腸骨、肋骨をホールドすることで、理想的な座り姿勢を保てる腰まくら。「寝姿勢を研究し続けている〈西川〉から、というので気になっていました。いつもの椅子に装着できるのがいいですね。これまで何度か座り姿勢をサポートするアイテムを使いましたが、座面の高さまで変わってしまうものが多いなか、腰だけをホールドできるのは高ポイントです。高さを調整して座ると、それぞれの体型に合わせて、両側の羽部位がフィット。腰をすっぽり包まれる感じがなんとも気持ちいいです。骨の位置が安定するだけで、自然と腰に負担がかからなくなり、こんなに楽になるとは驚きです！」

photo : Satoshi Yamaguchi illustration : Shapre
＊アンドプレミアム 2023年11月号より