TRAVEL あの町で。
文筆家/喫茶写真撮影家・川口葉子さんが教えてくれた、旅好き読書家たちの、静岡1泊2日ひとり旅プラン。July 16, 2026
旅と本はセットのようなもの。移動中やホテルでのくつろぎタイムは読書が進むシチュエーションだ。そして、旅先での本屋チェックも楽しみの一つ。本好きが1泊2日で旅するプランとは?ここでは、文筆家/喫茶写真撮影家・川口葉子さんの静岡1泊2日ひとり旅プランを紹介します。

静岡 静岡
喫茶店と本屋が、常に旅の目的地。
仕事の緩急が激しく、本の制作中は時間的・精神的な余裕がないので、無事に出版できたタイミングで旅に出ることが多いです。この旅では、かねてよりInstagramで投稿を拝見して素敵だなと思っていた『茶屋すずわ』と、静岡に引っ越した友人に教えてもらった、新刊書店&カフェギャラリーの『ひばりブックス』を目的地にしました。現地でお薦めのお店を教わって行くことが多いので、予定をかっちり決めないで、余白をとっておきます。旅先での本は、持参本と現地購入本の2本立てです。持参本は季節に合わせて全5巻ある文庫サイズの『俳句歳時記』(角川ソフィア文庫)。俳句に熱中していて、膨大な季語と例句を読んでいます。そして、現地の書店にも必ず入って、地元図書のコーナーを中心に見て回ります。そこに並んでいる歴史の本や、その街が舞台となった小説、タウン誌などを購入します。
My Solo Trip Plan川口葉子さんの静岡1泊2日ひとり旅プラン。
1日目
12:00
東京駅から新幹線で静岡駅着。駅周辺のホテルに荷物を預ける。
12:30
静岡駅から徒歩10分の『喫茶ポプラ』で名物のフルーツサンドとコーヒーでランチをする。
13:30
「駿府城公園」へ行き、徳川家康が築いた駿府城の跡地を散策。芝生公園から大きな富士山を眺める。
15:00
バスで『茶屋すずわ』に行き、店主に相談しながら日本茶や茶器を買う。
16:30
徒歩で『本とおくりもの ヒガクレ荘』へ。書籍やZINE、雑貨があり、気になる本を手に取る。
18:00
『茶屋すずわ』で教わった店の一つ『健康居酒屋 しぞ~か 魚to 畑 本店』(予約推奨)で夕食。人参肉巻き串焼きなど。
20:00
『バー ヴィンセント』でアブサンを使ったカクテルを1、2杯嗜む。
21:00
ホテルに戻って就寝。
2日目
09:00
静岡駅からバスで『静岡市立芹沢銈介美術館』へ。展示を堪能する。
10:30
歩いてすぐの登呂遺跡と『静岡市立登呂博物館』で弥生時代の遺跡や出土品を鑑賞。
11:30
『やまだいち 登呂もちの家』にてうどんと安部川もちの昼食。
13:00
静岡駅周辺に移動し、『グルノーブル』で焼き菓子を購入。
13:30
『ひばりブックス』併設のギャラリーで原画展をしていた漫画家の本を購入。コーヒーを飲みながら読書する。
15:30
日本茶のセレクトショップ『chagama』で日本茶を買う。
16:30
『hugcoffee』でコーヒー休憩をしながら本を読む。
17:30
静岡駅から新幹線で帰京。
川口葉子 Youko Kawaguchi文筆家/喫茶写真撮影家
全国の喫茶店・カフェを長年取材。書籍、雑誌、Webで執筆と撮影を行う。著書に『鎌倉・湘南 古民家カフェ日和』(世界文化社)、『新・東京の喫茶店 琥珀色の日々、それから』(実業之日本社)など多数。
illustration : Mayumi Kawahara edit & text : Wakako Miyake



































