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デザイン性の高さに飾りたくなる風呂敷。 京都さんぽ部部長の、 新旧お土産帖。April 27, 2024

&Kyoto

十分に街歩きを楽しんだなら、間違いのない土産を手に入れて旅を締めくくりたい。本誌連載「&Kyoto」の「京都さんぽ部」部長で、現地在住のライター、コーディネーターの大和まこさんが教えてくれたのは、寿司や菓子、雑貨、縁起物といった8つのジャンルの新旧いい土産。長きにわたり愛される定番から、歴史を引き継ぐ名品、老舗が手がける新ブランドのアイテムに、この数か月のうちに発売されたばかりのものまで、古都だからこそ生まれた古きと新しきの違いを味わえる品々。帰りの新幹線から旅の余韻に浸れ、家に帰れば楽しい時間を振り返りたくなる、充実のラインナップです。

『エーピーエフアール キョウト』の風呂敷 大8800円、小2750円
▷京都市中京区二条通御幸町東入山本町4 39‒1 ☎075‒746‒5722 11時〜19時火休
『エーピーエフアール キョウト』の風呂敷 大8800円、小2750円
▷京都市中京区二条通御幸町東入山本町4 39‒1 ☎075‒746‒5722 11時〜19時火休
『ゑり善』の風呂敷・松竹梅3300円
▷京都市下京区四条河原町御旅町49☎075‒221‒1618 10時〜18時月休(祝日の場合営業)
『ゑり善』の風呂敷・松竹梅3300円
▷京都市下京区四条河原町御旅町49☎075‒221‒1618 10時〜18時月休(祝日の場合営業)

デザイン性の高さに飾りたくなる風呂敷。

 京都で街行く人々を眺めていると欲しくなるのが和小物。大判の風呂敷なら実用の道具としてはもちろん、テキスタイルとしても楽しめる。

 フレグランスブランド〈アポテーケ フレグランス〉が昨年オープンした新店『エーピーエフアール キョウト』で手に入れたいのは、京都店限定の風呂敷。アーティストLena Fujimotoによる図柄が力強い一枚。

 天正12(1584)年創業の呉服老舗『ゑり善』の風呂敷は、松竹梅が大胆にデザインされたもの。ろうけつ染作家・佐野猛夫に依頼して以来、半世紀を過ぎて愛され続ける。


「京都さんぽ部」部長、ライター、コーディネーター。 大和 まこ

「京都さんぽ部」部長。ライター、コーディネーター。京都暮らしも、もはや25年目に。連載「&Kyoto」は2022年に100回目を迎えて継続中。京都の景色や、食べたもの、買ったものをInstagram(@makoyamato)で発信している。

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