ねこと暮らす

ねこを口実にできたこと。雑貨コーディネーター・オモムロニ。のねことの暮らし #4April 26, 2026

ねこを口実にできたこと。雑貨コーディネーター・オモムロニ。のねことの暮らし #4
ねこを口実にできたこと。雑貨コーディネーター・オモムロニ。のねことの暮らし #4
ねこを口実にできたこと。雑貨コーディネーター・オモムロニ。のねことの暮らし #4
ねこを口実にできたこと。雑貨コーディネーター・オモムロニ。のねことの暮らし #4
ねこを口実にできたこと。雑貨コーディネーター・オモムロニ。のねことの暮らし #4

アイビーと暮らすようになって、人間の友達が劇的に増えた。初対面でもねこをきっかけに話しかけたり、かけられたり。ねこを飼っている、ねこが好きという親近感だけで、こんなにいとも簡単に、人見知りという名の自意識の鎖が外れるものなのか。自分自身の変化にも驚いている。よっぽど親しくならないと「◯◯ちゃん(ねこ)に会いに行ってもいいですか?」なんて、気やすく言えるタイプではなかった。

ねこと暮らすようになって、インテリアや暮らし方の好みも変わってきた。何よりもねこの過ごしやすさを優先して素材や配置やモノを選んでいると、いつのまにか統一感のないガチャガチャと散らかった空間が広がる。油断するとますます生活感で溢れてしまうのだけど、最近はなんだかその適当さがちょっと心地いいのだ。きっちり整えた部屋よりも、思い通りにならないねこファーストなレイアウト、雑味があって隙だらけの空間。強いていうなら「実家」のような居心地。

アイビーと生活して12年、ねこを口実にして、気づけば少しずつ自意識の殻を脱いでいる。人付き合いも暮らしも、おおらかになってきた……ような気がする。

オモムロニ。雑貨コーディネーター

著書『DAILY GIFT BOOK 気持ちが伝わる贈りものアイデア』(文藝春秋)が発売中。

instagram.com/omomuroni

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