47都道府県のいい本屋がガイド。この街を歩くのが楽しくなる本。

『本の栞』が教えてくれた、兵庫県を歩くのが楽しくなる本『神戸、書いてどうなるのか』。August 21, 2026

日本全国のローカルに愛される書店が選んだ、その土地の歴史や文化に触れるための一冊。毎日1記事ずつ、ジャンルも内容も様々な全47冊を紹介します。

『神戸、書いてどうなるのか』安田謙一 著(ちくま文庫)

『神戸、書いてどうなるのか』安田謙一 著(ちくま文庫)書影
店、人、乗り物、風景、歌、映画、小説、極私的記憶など、神戸にまつわる暮らしと記憶を108のエッセイで綴る。街歩きの手引き、神戸を舞台にしたカルチャー作品のガイドとしても。

今はなき風景を思って、神戸、カルチャー散策へ。

神戸出身でカルチャーに精通した安田謙一さんが手がけた一冊で、神戸ガイドとしても楽しめます。山と海に挟まれた神戸は、散策が楽しい街。時代によって移り変わりながらも、新旧のものが共存しています。この本には「今はもうないお店」も出てきて、そこに根づいていた人々の記憶が閉じ込められています。目的を決めずに歩きながら、今はない風景に想像を膨らませる。それもまた、この地ならではの豊かな旅のかたちだと考えます。(店主・田邉栞さん)

本の栞

神戸・元町にある書店『本の栞』の店内

神戸・元町の路地にある7坪ほどの書店。エッセイや日記など、生活と地続きな新刊と古本を扱う。店内ではライブや展示も行われる。▷神戸市中央区元町通4-6-26 元村ビル1F北 ☎080‒3855‒6606 12:00~19:00 水木休

→ instagram.com/honnosiori

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