ヴィクトワールの素敵な暮らし。LES AVENTURES DE VICTOIRE

ひとりの時間がもたらしてくれるもの。〈ビュリー〉ブランドディレクター・ヴィクトワールの素敵な暮らし。vol.07 LES AVENTURES DE VICTOIREOctober 20, 2022 ／〔PR〕

Victoire de Taillac ヴィクトワール・ドゥ・タイヤック

パリの総合美容専門店『オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー』のブランドディレクター。著書に世界の美容法を収めた『An Atlas of Natural Beauty』がある。本連載では、自身の暮らしのエッセンスを紹介。今回のテーマは＂ひとりの時間＂。

汚すのが嫌で使えない、ガーデニング用の手袋と種子のセットは贈り物でもらったもの。ひとりの時間がもたらしてくれるもの。ビュリー BULY ブランドディレクターヴィクトワール・ドゥ・タイヤック — 汚すのが嫌で使えない、ガーデニング用の手袋と種子のセットは贈り物でもらったもの。

ME TIME　ガーデニングは、私だけの大切な時間。

　3人の子どもの母親として働きながら、自分だけの時間を持つことは、なかなか難しいものでした。昔はわずかな空き時間があると、友人と会うことに費やしていましたが、最近は子どもたちが成長してきたこともあって、ひとりの時間にはガーデニングを楽しむようになりました。
　17世紀にできた建物の5、6階にあるパリの我が家。お気に入りの場所はベランダです。日常から解放されて、植木の水やり、土いじり、剪定、掃除や鉢を整えたりして過ごしています。庭の手入れをすることで、手塩にかけた植物が育っていく姿を見る楽しさはもちろん、彼らを注意深く観察し、丹精込めて世話をする喜びも知りました。
　長い一日の終わりにベランダで水やりをしていると、心が安まります。植物は人の心の美容液のようなもの。人に働きかける不思議な力があると感じています。ベランダだけではなく、散歩や自転車での移動など、どんな天候でも外にいるのが好きな私にとって、植物と触れ合う時間があることで、大都会での生活に耐えられるのだと思います。ガーデニングをするようになってから、冬の間にもたくさんの庭仕事があるし、その年の新芽は私を幸せな気分にしてくれる。曇り空の多い季節もしのげるようになりました。

〈スマイソン〉のノートには、パリとジェルス地方にある別荘の、２つの庭についてメモをとっています。新しい〈SUWADA〉の剪定バサミはパートナー・ラムダンからの贈りもの。

バルコニーからの眺め。この夏はパリも猛暑でしたが、植物たちは素晴らしい回復力を持っていました。

バルコニーにあるシックなガーデニング道具は〈ル・プランス・ジャルディニエ〉のもの。

VICTOIRE’S RECOMMENDATIONS
〈ビュリー〉のソープとハンドクリームでケアを。

ガーデニングをした日の終わりには、なめらかなオイルテクスチャーのリキッドソープ「ユイル・ドゥ・サヴォン」（白い花々の香りが魅惑的な”チュべローズ・デュ・メキシク”がお気に入り）と、硬めのネイルブラシで土の汚れを取り除きます。そして眠る前に、シアバターがたっぷり配合されている「ポマード・コンクレット」で手と爪を優しく2回ほどマッサージ。カモミールがかすかに香り、穏やかに眠りにつきます。どんなに荒れてしまった手指もこれさえあれば、翌日はふっくら。