TRAVEL あの町で。
センスと個性が交錯する閑静なスモールタウン、延禧洞 (ヨニドン)へ。後編October 06, 2026
ソウル在住のローカルに聞いた情報が詰まった2026年9月28日発売の別冊MOOK「&Seoul/ひとりでも、韓国・ソウル」より、セラミックアーティストのヤン・ホンジョさんに教えてもらった、延禧洞(ヨニドン)で立ち寄りたい散歩スポットを紹介します。
この記事は後編です。前編はこちらから。
5.mimyo 미묘/ミミョ
Shop Data ▷서대문구 연희로 11길 41/41, Yeonhui‒ro 11‒gil, Seodaemun‒gu 13:00~19:00(18:20LO)火休 Instagram@mimyo.kimyo
6.MAUDIE 마우디/マウディ
Shop Data ▷서대문구 연희로 11길 18/18, Yeonhui‒ro 11‒gil, Seodaemun‒gu 11:30~15:00 17:00~21:30(土日は通し営業)Instagrammaudie_dining
7.by inseason 바이인시즌/バイインシズン
Shop Data ▷서대문구 연희맛로 23 1층 2호/1F‒2, 23, Yeonhuimat‒ro, Seodaemun‒gu 10:00~21:00 無休 Instagram@inseason_today
8.YOUR-MIND 유어마인드/ユオマインド
Shop Data ▷서대문구연희로 122, 302호 /#302, 122, Yeonhui-ro, Seodaemun-gu 13:00~20:00 火休 Instagram@your_mind_com
9.poset 포셋/ポセッ
Shop Data ▷서대문구 증가로 18 연희빌딩 3층 305호/3F-305, Yeonhui Building, 18, Jeungga-ro, Seodaemun-gu12:00~20:00 月休 Instagram@poset.official
小腹を満たしたら、書店や文具店で感性を刺激する。
歩き疲れたら『mimyo』へ。ここはピンス(かき氷)とそれに合うお茶を楽しめる専門店。韓国では最近お茶を丁寧に淹れて興ずる店が増えているんです。かき氷のフレーバーは季節ごとに1種類のみ。氷の層にも味が重ねられているので、一口ごとに風味が変わるほど繊細な味わいです。店内は光の入り方が美しく、午後の陽が傾く時間帯がおすすめ。
『MAUDIE』は、ランチもディナーも営業しているカジュアルなビストロ。何を頼んでも間違いないですが、シグネチャーのカボチャのニョッキや、パスタが絶品。ワインはボトルだけでなく、1杯から注文できるので、散歩の合間にぜひふらりと立ち寄ってみて。近くに保存食を中心に扱う小さなグロッサリー『by inseason』があるので、私はいつも食後に食材を買いに行っています。冷蔵棚には新鮮な野菜を使った小瓶のピクルスがずらりと並び、ギフトやお土産にもぴったり。オリジナルジャムは料理に少しアクセントを加えたいときに重宝しています。季節野菜のメニューやピクルスを使ったキンパなどのデリもおいしいです。
独立系書店『YOUR-MIND』もお気に入り。編集者でもあるオーナーによる選書が素晴らしく、アートブックやリトルプレスのほか、イラスが目を引く本や雑貨も多く、感性を刺激されます。韓国の有名作家の本だけでなく、まだ知られていない作家の作品も積極的に置いていてその時の気分に合うものを探す楽しさがあります。
旅の思い出を残すなら、アーティストによるポスターやレター用品を扱う『poset』へ。延禧洞には、文房具を扱うショップが多いですが、ここは訪れるたびにラインナップが違うのが魅力。友人への手紙やクリスマスカードを、紙の質感を確かめながら選べるのが楽しいです。店内には記録保管所という小さなロッカーがあり、手紙や日記、写真などを預けられる仕組みもあります。
レンガ造りの邸宅、路地裏の坂道、銀杏並木などの景色に癒やされるのも延禧洞のいいところ。その日の気分に合わせて街歩きを楽しんで。
area data
若者が集う弘大(ホンデ)の北側に位置する落ち着いたエリア。かつては静かな住宅街だったが、近年は感度の高いセレクトショップや飲食店が点在。あちこちに残る古い建物や緑豊かな通りが心地よく、観光地化された場所とは一線を画す。最寄り駅の地下鉄2号線弘大入口(ホンデイック)駅から徒歩約20分。タクシーやバスでの移動がベター。
案内人ヤン・ホンジュさん
セラミックアーティスト。〈Hairy Birdbox〉名義で延禧洞の近くにアトリエを構える。週末には陶芸教室も開催。また乙支路(ウルチロ)で本屋&ギャラリー『TREE LIKES WATER』も運営している。Instagram@yangh0ngj0
photo : Shinnosuke Yoshimori illustration : Adrian Hogan text : Shoko Matsumoto coordination : Aiko Futamata










































































