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週末は蚤の市とアンティークショップでごきげんハッピー。ジョージア&アルメニア、民芸を巡る旅。写真と文:三宅和歌子(編集者、ライター)#3October 19, 2026

どの街へ旅しても、蚤の市は必ず訪れる場所。そのために週末をまたぐスケジュールを組むのはマスト。自由なひとり旅ならではの醍醐味です。
今回のジョージア&アルメニアでも、もちろん蚤の市ははずせません。
ジョージア・トビリシの『ドライブリッジマーケット』は、毎日開催しているという旅行者に嬉しいスタイル。
それでも土日は出店数が増えるので、行くならやっぱり週末に。
また、蚤の市といえば朝一で、と思うけれど、ここは11時頃からだんだん店開きが始まるので、ゆっくりブランチをとってからスタートしました。
ドライブリッジ周辺や隣接する公園に店が広がっていますが、規模はそれほど大きくないので、かなりじっくり見て回っても3時間くらい。
かわいかったのはソ連時代の食器。花柄や風景柄など日常を華やかにするものが並べられていました。
労働者やスローガンが描かれたアジトファルフォル(プロパガンダ磁器)があれば、と思っていたけれど、私は見つけられず。
蚤の市だけでは物足りない! さらにヴィンテージ食器を探したい、と思ったら『ドライブリッジマーケット』から歩いて10分弱の『Antique Bazaar』へ。
倉庫のような広い建物に複数のショップが軒を連ね、棚いっぱいにソ連製から西洋ブランドの陶磁器、ガラス類がひしめいていて、眺めているだけで気分が上がります。
私は食器は自粛中なので見るだけでグッと我慢。
国境を越えたアルメニア・エレバンの『ヴェルニサージュ蚤の市』は週末を中心にオープン。
アンティークだけでなく、アルメニアの手工芸品が集まり、現代作家の作品も。
ここでは、素敵なものがあればぜひ欲しい! と思っていたラグを購入。
手織りの草木染めで、大きさも理想通り。ふらりと歩いて目に留まった瞬間、ほかに目移りすることなく決めたので、運命の出合いだったのでは、と大満足。
そして、エレバンにはもうひとつ。蚤の市というよりガラクタ市といったほうが適切な、ディープな『フラズダン蚤の市』があります。
こちらは観光客の姿はなく、ほぼ地元民のみ。服や靴、日用品など雑多なものが並んでいます。
きれいに整った蚤の市もいいけれど、家から不要なものを持ってきちゃいました、という感じで、いつもの暮らしの片鱗がのぞけるこちらも、ワクワク感満載です。
蚤の市はその街の個性が出やすい場所。
値段交渉しながらコミュニケーションもできて、つい身振り手振りで話し込んでしまったり。
人々は一見、真顔で怖そうですが、話しているうちにジョーク(だと思う)も出てきて、南コーカサスで暮らす人々のふだんの顔に、ほんのちょっとだけ触れられた気になりました。
Travel Information for Georgia & Armenia
『ドライブリッジマーケット』
橋の下の公園には地元のアートが並ぶ。地下鉄Liberty Square駅から徒歩約12分。
『Antique Bazaar』
『ドライブリッジマーケット』から歩いて行ける。
『ヴェルニサージュ蚤の市』
共和国広場から徒歩約5分。入り口広場には水飲み場がたくさん設置されている。
『フラズダン蚤の市』
ラズダン・スタジアムの西側。わかりにくいのでタクシーで。
編集者、ライター 三宅和歌子






















































