NICHIYOHIN 暮らしを豊かにする道具。
〈Found MUJI〉青山で企画展「SWEDEN」開催中。Issue 9 ／ January 18, 2016
“WORK HOLIDAY EVERYDAY”
スウェーデンの暮らしの知恵が〈Found MUJI〉に集結。
無印良品のコンセプトショップ〈Found MUJI〉青山にて、企画展「SWEDEN」が2月11日（木）まで開催中。世界各国で長く使われてきた日用品を、日本の生活や文化、習慣の変化などにあわせて改良し、再生してきた〈Found MUJI〉。バスクやデンマークなどこれまでにもさまざまな地域に着目してきたが、今回のテーマはスウェーデンだ。本誌連載「&EYES」にも登場する横山いくこさんがキュレーターを務め、「合理的に家事も仕事もこなす」というスウェーデンの暮らしを、20年間に渡るスウェーデンでの生活の中で見つけた実用的なアイテムとともに紹介している。
左／今回の企画展のキャッチフレーズは“WORK HOLIDAY EVERYDAY”。 右／会場のスタイリングを担当するのは、『&Premium』をはじめ、幅広い雑誌や広告などでオリジナリティ溢れる暮らしのアイデアを提案しているインテリアスタイリストの作原文子さん。
左上／スウェーデンの国民食として親しまれる「ハッセルバッケン・ポテト」をこしらえるための道具。ジャガイモの形に沿って中心部が窪んでいることで、薄く切れ目を入れることができる。見た目も華やかになり、熱の通りも良くなる優れものだ。 左下／白樺で作られたトングやワイヤーワークのオーナメントなど、生活に取り入れたいアイテムが並ぶ。 右上／陶芸家のリサ・ラーソンも愛用しているというメラミン食器は、重ねてスタッキングが可能。機能美に優れているのもうれしい。 右下／横山さんが主宰する「Editions in Craft」のアクセサリーも取り扱う。南アフリカの伝統工芸の手法で編まれたビーズが繊細で美しい。
暮らしを豊かにする日用品を上手に使いながら、合理的に時間を使い、暮らしを楽しく営むスウェーデンの人々。開催中の「SWEDEN」には、キッチン用品やガーデニング用品を中心に、真似してみたいスウェーデンの知恵が集まっている。日々の生活を楽しむヒントを探してみてはどうだろう。
Photo：Norio Kidera
