TRAVEL あの町で。
お酒が飲めなくても 夜を街で過ごしたい。
京都さんぽ部部長が教える、ごはんお助けアドレス。March 14, 2023
2023年2月20日発売の『&Premium』の特集は、「ひとりでも、京都」。せっかくなら、京都に着いて最初のごはんから帰りの新幹線のお供まで、おいしいものしか食べたくない。そんな希望に応えるべく、本誌連載「&Kyoto」の「京都さんぽ部」部長で現地在住ライター、コーディネーターの大和まこさんが食事探しのお悩み別におすすめの店を紹介。きっと頼りになる、京都旅必携の内容です。
お酒が飲めなくても 夜を街で過ごしたい。
街の雰囲気を味わいたくて、食事のあとに一軒二軒。忘れかけていた、そんな時間を思い出しつつある近頃。お酒が飲めても飲めなくても、等しく楽しい選択肢が増えてきた。
薬草酒で知られる『喫酒 幾星』が開いた『幾星 京都蒸溜室』は、ノンアルコールスピリッツの蒸留所兼バー。植物の香りを溶かし込んだ蒸留水を味わう驚きは、アルコールのあるなしを問わずもたらされる。
他にもモクテルを軸に掲げたり、コーヒーとワインの店など、飲めずとも長くなりそうな京都の夜だ。
京都さんぽ部部長がおすすめする、お酒が飲めなくても夜を街で過ごしたい店リスト
幾星 京都蒸溜室
22年12月登場のノンアルコールカクテルバー。神代杉のカクテル・然仙1500円は、軽く焦がした木屑を添えて。▽京都市下京区早尾町164−2 ☎075−708−2091 14時〜22時 水休
ヴィオロン
自家焙煎コーヒーやジャンルにとらわれないワインをクラシック音楽と。店主の穏やかな人柄も魅力。▽京都市下京区清水町297−1 すえひろビル1階奥 ☎なし 17時〜翌1時(木18時〜) 日休
アポテカ
薬局をテーマにした密やかな空間で、薬を意識したカクテルが楽しめるバー。モクテル豊富。▽京都市中京区蛸薬師通麩屋町西入ル油屋町145 4階 ☎075−253−0770 15時~24時 不定休
文・写真/大和まこ
「京都さんぽ部」部長、ライター、コーディネーター。 大和 まこ
「京都さんぽ部」部長。ライター、コーディネーター。京都ライター歴も26年に。創刊時から続く連載「&Kyoto」は2024年に丸10年、120回目を迎えて継続中。京都の景色や、食べたもの、買ったものをInstagram(@makoyamato)で発信している。