TRAVEL あの町で。
軽井沢旅の新たな拠点。〈ザ・コンランショップ〉がデザイン監修したホテル『HACIENDA KARUIZAWA』へ。June 25, 2026
雄大な浅間山の麓に広がる高原の町、軽井沢。避暑地として100年以上の歴史をもつこの地に、2026年4月、ホテル『HACIENDA KARUIZAWA』がオープンした。デザイン監修を手がけたのは、1973年にイギリス・ロンドンで1号店を開業して以来、世界中から厳選した家具や小物、オリジナルアイテムを提案してきた〈ザ・コンランショップ〉。軽井沢駅直結の好立地に立つ、注目のホテルを訪ねた。
旅の玄関口で過ごす、洗練とぬくもりに包まれるホテルステイ。
初夏の訪れを感じる6月の東京を離れ、新幹線で約70分。軽井沢駅のホームに降り立つと、半袖では少し肌寒く感じるほどの清涼な空気に包まれた。国内外の観光客で賑わう改札を抜けて、『HACIENDA KARUIZAWA』へ。一歩足を踏み入れると、木のあたたかみを感じるロビーが広がる。目を引いたのは、中央に据えられた大きな暖炉。夕方になると薪がくべられ、〈ハンス J.ウェグナー〉のクラシックな名作「CH290 ラウンジチェア」に身を預けながら揺らめく炎を眺めていると、時間の流れがゆるやかにほどけていく。
客室に向かう途中には、宿泊者専用のライブラリーも。〈ザ・コンランショップ〉がホテルづくりの参考にしたインテリアの本や、軽井沢の自然にまつわる本が並ぶ。手に取ったのは、吉村順三『小さな森の家 軽井沢山荘物語』(建築資料研究社)。建築家・吉村順三が1962年に建てた自身の別荘の写真や設計図、軽井沢の四季の風景が収められており、森のなかで暮らす楽しみが詰まった一冊だ。ルイスポールセンのフロアライト「パンテラ」がやわらかな光を照らし、ページをめくる時間も心地よい。

客室は全9室。部屋ごとに異なる家具が設えられ、それぞれの部屋に設定されたテーマカラーに合わせた小物やアートが空間を彩る。この日宿泊したのは、キッチンとダイニングを備えた客室「105」。ドアを開けた瞬間からのびやかな空気に包まれ、75㎡の広々とした室内には北欧家具や日本の古道具、長野にゆかりのあるアーティストの作品がバランスよくミックス。心落ち着く空間にモダンな感性が光る。名作家具の使い心地を暮らすように体感できるのも、このホテルならでは。
さらに、このホテルのもうひとつの大きな魅力は、すぐ近くの温浴施設「アクアイグニス ガーデン スパ」。こちらも〈ザ・コンランショップ〉がデザイン監修を手がけ、浴室には5つの風呂と2種類のサウナを備える。内湯のスチームサウナではオートロウリュによる蒸気が体を芯からあたため、外湯のストーブ薪サウナではパチパチと木が爆ぜる音に耳を傾けながら身も心も整う時間を過ごせる。宿泊者は無料で使用できるから、
駅直通の利便性に加え、上質な滞在体験もかなえてくれる『HACIENDA KARUIZAWA』。静謐な時間が流れる空間で、旅の計画をじっくり考えてみては。
Hotel DataHACIENDA KARUIZAWA

住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢中谷地1178-1293(軽井沢T-SITE内 B06)
電話番号:☎0267-31-6460
チェックイン15:00/チェックアウト11:00
¥38,000〜(1 泊2名1室利用時1名あたり。素泊まり。税込み・料金変動あり)全9室 宿泊者は「アクアイグニス ガーデン スパ」および 「シェアラウンジ軽井沢T-SITE 」を無料で利用可能。






















































