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作家・千早 茜さんにとって「美しいもの」とは。October 02, 2025
「美しい」を見つめ直すためのヒントを探った、&Premium143号(2025年11月号)「美しい、ということ」より、作家・千早 茜さんの暮らしに寄り添う"美しいもの"を特別に紹介します。




千早 茜さんにとって「美しいもの」とは。

お茶を飲んだり、ごはんを食べたりしているとき以外は、ほとんどの時間を仕事用のパソコンの前で過ごしています。創作は自分にとって美しいもの。そして、美しいものを描こうと思いながら小説を書いています。ただ、そうやってずっと家で仕事をしていると、日常が作業になってしまう危うさがある。それでは楽しくないし、手癖で料理をしたくないんです。仕事の区切りに食事をしたり、お茶をしたり、リラックスしたりする際に取り出して「きれいだな」と思うものがあることで、気持ちが上がります。そういう時間のために、美しいものを集めているのだと感じます。また、お茶に栄養はないけれど、心の栄養にはなる。どんなふうに淹れたらおいしくなるのか、今日はこういう温度にしてみよう、お菓子はこれにしてみよう、料理でもこの食材は苦味が強いから調味料はこれを試してみようなど、一つ一つを意識的に行動することで、生活も文章を書くように創作に近づいていく気がします。そういう積み重ねが、自分にとっての美しさなのだと思います。ただ、眺めて気持ちが上がるものではありますが、ほとんどは飾ることはせずにしまっています。空間をすっきりさせたいので、極力、部屋にものを置きたくないんです。
千早 茜作家
2008年『魚神(いおがみ)』(集英社文庫)でデビュー。’21年『透明な夜の香り』(集英社)で渡辺淳一文学賞、’23年『しろがねの葉』(新潮社)で第168回直木賞を受賞。
photo : Satoshi Yamaguchi edit & text : Wakako Miyake


















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