NICHIYOHIN 暮らしを豊かにする道具。

〈ミナ ペルホネン〉デザイナー・皆川 明さんが愛用する、食の時間を豊かにするキッチンツール。後編May 11, 2026

日々の暮らしに欠かせない食の時間を大切にしている皆川明さん。自宅や保養所で日常的に使う台所道具やテーブルウェアは良いものと出合うまでじっくり吟味し、まずは使いやすさや長く使い続けられるかを考える。作られた背景や素材、佇まい、デザイン、装飾をくまなく観察する。また、作り手の立場になって、どのような意図でこの形にしたのかを想像するのも楽しみだという。入手したら実際に使ってみて手に馴染ませるのも大切なこと。「最終的には、料理や食卓が楽しくなるような景色が思い浮かぶか」と語る皆川さんに、毎日使っているキッチンツールとテーブルウェアを聞いてみました。

『&Premium』と『Casa BRUTUS』の特別編集MOOK(2025年12月発売)ミナ ペルホネンと皆川 明 30周年版より、前編と後編に分けて紹介します。この記事は後編です。前編はこちらから。

〈ミナ ペルホネン〉デザイナー・皆川 明さんが愛用する、食の時間を豊かにするキッチンツール。後編たくさんの道具が並ぶキッチン。保養所で使っている道具には、自宅でも愛用しているものが多い。使い込まれた銅製やかんは底にコイルがついていて熱伝導率の高い〈シンプレックス バッキンガム〉のもの。
たくさんの道具が並ぶキッチン。保養所で使っている道具には、自宅でも愛用しているものが多い。使い込まれた銅製やかんは底にコイルがついていて熱伝導率の高い〈シンプレックス バッキンガム〉のもの。

高台の付いた器

〈ミナ ペルホネン〉デザイナー・皆川 明さんが愛用する、食の時間を豊かにするキッチンツール。後編「野菜の浅漬けや高く盛り付けるものによく使います。食事が始まる前、ちょっとしたものを皆でつついて食べる景色も好きです」。料理が映える器は食卓のアクセントに。
「野菜の浅漬けや高く盛り付けるものによく使います。食事が始まる前、ちょっとしたものを皆でつついて食べる景色も好きです」。料理が映える器は食卓のアクセントに。

安藤雅信の陶板のアートピース

〈ミナ ペルホネン〉デザイナー・皆川 明さんが愛用する、食の時間を豊かにするキッチンツール。後編日用品からアートピースまで手がける陶作家・安藤雅信の陶板。もともとは壁に飾る用に作られたものだったが、チョコレートやちょっとしたお菓子をのせて器のように使う。
日用品からアートピースまで手がける陶作家・安藤雅信の陶板。もともとは壁に飾る用に作られたものだったが、チョコレートやちょっとしたお菓子をのせて器のように使う。

大嶺實清の器と、カットナイフ

〈ミナ ペルホネン〉デザイナー・皆川 明さんが愛用する、食の時間を豊かにするキッチンツール。後編ふわりと風をはらんだような形の器は大嶺實清のもの。絶妙な釉薬の色とカリフラワーの白が映える。左は〈ジョージ ジェンセン〉のナイフ。テーブル上で切り分けるときに使用。
ふわりと風をはらんだような形の器は大嶺實清のもの。絶妙な釉薬の色とカリフラワーの白が映える。左は〈ジョージ ジェンセン〉のナイフ。テーブル上で切り分けるときに使用。

北欧ブランドのカップ&ソーサー

〈ミナ ペルホネン〉デザイナー・皆川 明さんが愛用する、食の時間を豊かにするキッチンツール。後編〈ロールストランド〉のツートーンカラーのシンプルなカップ (右) は自分用に。左の〈アラビア〉で作られた最後のハンドペイント製品「バレンシア」を客用にしている。
〈ロールストランド〉のツートーンカラーのシンプルなカップ(右)は自分用に。左の〈アラビア〉で作られた最後のハンドペイント製品「バレンシア」を客用にしている。

ヴィンテージのガラスのピッチャー

〈ミナ ペルホネン〉デザイナー・皆川 明さんが愛用する、食の時間を豊かにするキッチンツール。後編スウェーデンのヴィンテージショップで見つけた、ユニークなフォルムのピッチャー。「海外で珍しいガラスや古いカトラリー、オープナーなどを見つけると嬉しくなります」
スウェーデンのヴィンテージショップで見つけた、ユニークなフォルムのピッチャー。「海外で珍しいガラスや古いカトラリー、オープナーなどを見つけると嬉しくなります」

コーヒータイムのためのセット

〈ミナ ペルホネン〉デザイナー・皆川 明さんが愛用する、食の時間を豊かにするキッチンツール。後編豆から挽いて、ハンドドリップでコーヒーを淹れるのが習慣。〈月兎印〉のホウロウのドリップポットと横浜中華街で見つけたミル、〈タニタ〉のはかり。豆はお気に入りの〈蕪木〉。
豆から挽いて、ハンドドリップでコーヒーを淹れるのが習慣。〈月兎印〉のホウロウのドリップポットと横浜中華街で見つけたミル、〈タニタ〉のはかり。豆はお気に入りの〈蕪木〉。

スウェーデンで見つけたショットグラス

〈ミナ ペルホネン〉デザイナー・皆川 明さんが愛用する、食の時間を豊かにするキッチンツール。後編オリジナリティある絵のタッチがユニークな、手のひらサイズのショットグラス。「若い頃、スウェーデンを旅した際に見つけたもの。絵やメッセージがとても気に入っています」
オリジナリティある絵のタッチがユニークな、手のひらサイズのショットグラス。「若い頃、スウェーデンを旅した際に見つけたもの。絵やメッセージがとても気に入っています」

〈Sghr×ミナ ペルホネン〉のピーナッツグラス

〈ミナ ペルホネン〉デザイナー・皆川 明さんが愛用する、食の時間を豊かにするキッチンツール。後編ピーナッツのようにユニークなふくらみを持つグラスは皆川さんによるデザイン。1932年に創業、手仕事のガラス製造にこだわる老舗Sghr (スガハラ) とのコラボから生まれたもの。
ピーナッツのようにユニークなふくらみを持つグラスは皆川さんによるデザイン。1932年に創業、手仕事のガラス製造にこだわる老舗Sghr(スガハラ)とのコラボから生まれたもの。

ピーター・アイビーのワイングラス

独創的なフォルムと色みが目を惹く、美しいグラスは、「独特なグレイッシュグリーンを感じさせる色と形がとても魅力的で、ワイングラスの中でも一番大切にしているものです」。
〈ミナ ペルホネン〉デザイナー・皆川 明さんが愛用する、食の時間を豊かにするキッチンツール。後編独創的なフォルムと色みが目を惹く、美しいグラスは、「独特なグレイッシュグリーンを感じさせる色と形がとても魅力的で、ワイングラスの中でも一番大切にしているものです」。

ヴィンテージの古いワイングラス

〈ミナ ペルホネン〉デザイナー・皆川 明さんが愛用する、食の時間を豊かにするキッチンツール。後編かつて誰かのものだったヴィンテージのワイングラス。「パリのヴァンヴの蚤の市で出合いました。いろいろな人や場所で使われて長い時間割れずにいるだけで褒めてあげたい」
かつて誰かのものだったヴィンテージのワイングラス。「パリのヴァンヴの蚤の市で出合いました。いろいろな人や場所で使われて長い時間割れずにいるだけで褒めてあげたい」

三谷龍二と安藤雅信共作の「三谷カップ」

〈ミナ ペルホネン〉デザイナー・皆川 明さんが愛用する、食の時間を豊かにするキッチンツール。後編三谷龍二デザイン、安藤雅信制作、二人の共作による「三谷カップ」。さまざまな飲み物の他、スープ、小鉢、ソース入れ、ヨーグルトやデザートカップと、用途を選ばない。
三谷龍二デザイン、安藤雅信制作、二人の共作による「三谷カップ」。さまざまな飲み物の他、スープ、小鉢、ソース入れ、ヨーグルトやデザートカップと、用途を選ばない。

〈アスティエ・ド・ヴィラット〉の陶器

〈ミナ ペルホネン〉デザイナー・皆川 明さんが愛用する、食の時間を豊かにするキッチンツール。後編フランスの人気ブランドが手がける陶器は、伝統とモダニズムを融合させた斬新なデザインが魅力。「陶器に描かれた図柄がユニークでチーズやパンを添えて遊びます」
フランスの人気ブランドが手がける陶器は、伝統とモダニズムを融合させた斬新なデザインが魅力。「陶器に描かれた図柄がユニークでチーズやパンを添えて遊びます」

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