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『ア リトル プレイス』の A LITTLE BONBON
京都さんぽ部部長の、 お土産帖。March 15, 2023

&Kyoto

2023年2月20日発売の『&Premium』の特集は、「ひとりでも、京都」。本誌連載「&Kyoto」の「京都さんぽ部」部長で現地在住ライター、コーディネーターの大和まこさんが京都ならではのお土産をおすすめしてくれました。おいしい最新菓子から、京都らしさを堪能できる食材、現地在住作家のモダンなプロダクト、そして愛らしい伝統工芸品まで。日々いいもの探しに余念がない大和さんが、大切な人に渡したいとっておきや、友人に配れる気の利いたもの、あるいは思い出に持ち帰りたい15品をセレクト。ここではその一部を紹介します。次の京都旅で手に入れたいものがきっと見つかる、保存版のお土産帖です。

『ア リトル プレイス』の A LITTLE BONBON

『ア リトル プレイス』の A LITTLE BONBON 京都さんぽ部部長の、 お土産帖。

 庭師であり、骨董コレクターでもある成井大甫さん。衣食住のバイヤーとしてパリに30年以上暮らした宇佐見紀子さん。二人が作り上げたのは、日本とフランスで育まれた美意識が満ちるギャラリー。花器をはじめとする古物や、苧麻(ちょま)の絣を洋服に仕立てたコレクションなどが並ぶ。

 茶室もあるギャラリーには骨董の茶碗が並び、茶が振る舞われることもある。そこで和菓子店に別注したのが、餡玉をすり蜜で包んだ松露。餡にダマスクローズのエッセンスを加え、食べれば口に広がる薔薇の香り。白い箱に整然と並ぶ姿も美しく、松露をボンボンと名付けたセンスもいい。1箱8個入り2200円

ア リトル プレイス

京都市中京区橘町610 営業日は毎月20日頃に翌月分をInstagram@_a_little_place_で告知。

文・写真/大和まこ


「京都さんぽ部」部長、ライター、コーディネーター。 大和 まこ

「京都さんぽ部」部長。ライター、コーディネーター。京都暮らしも、もはや25年目に。連載「&Kyoto」は2022年に100回目を迎えて継続中。京都の景色や、食べたもの、買ったものをInstagram(@makoyamato)で発信している。

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