FOOD 食の楽しみ。
具材は、菜の花としらすだけ。フォトグラファー・尾嶝 太さんが教えてくれた、肉なし餃子のレシピ。May 06, 2026
少ない材料で手早く作れるとか、時間はかかるけれどシンプルな手順で仕上がるとか。&Premium127号(2024年5月20日発売号)「すぐ作りたくなる、手料理のアイデア」では、家庭料理ならではの気楽さとアイデアが詰まった、料理上手たちのひと皿を集めました。ここでは、フォトグラファー・尾嶝 太さんが教えてくれた、菜の花としらすの餃子のレシピを紹介します。
肉がなくても旨味たっぷり、焼いても茹でてもOKな餃子。

子どもの頃から料理に興味があり、小学2年生で小学生向けの雑誌に載っていた牛乳スープを作ったのが初体験という尾嶝太さん。そして、写真家のアシスタントについたことも料理の腕を上げるきっかけとなった。
「10年以上、アシスタントをしていたのですが、みんなでお昼ごはんと夕ごはんを作って揃って食べていたんです。毎日、作っていると技術も上達するし、最初は料理本を見ながらだったのが、だんだん自分なりのアレンジが利くようになる。すると、どんどん面白くなっていくんです」
また、料理を作るのと写真を撮る行為は似たところがあるとも言う。
「一番思うのは臨機応変ということ。撮影でも現場に行ってみたらイメージと違うことがある。料理もすべての調理道具や材料が用意できるわけではないので、あるものでやる。どちらも頭を固くせず、リラックスして状況に合わせて対応するほうがうまくいくし、自分らしいものになります」
この餃子はウー・ウェンさんのレシピにしらすを使った餃子があり、それをアレンジ。ポイントは生姜を細かく刻むこと。「肉が入っていなくても、コクや旨味があります。しらすは桜エビに替えてもおいしいです」
Recipe
菜の花としらすの餃子
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材料(3人分)
菜の花…300g弱
釜揚げしらす…30g
生姜のみじん切り…約15g
餃子の皮…15枚程度
塩…少々
ごま油…大さじ1と1/2
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菜の花を塩ひとつまみ入れた湯で茎のほうから40〜60秒茹でる。茹でた菜の花を水にさらし、軽く絞った後にみじん切りにし、手で軽く絞る。ボウルに菜の花、生姜、しらす、塩、ごま油を入れて混ぜ合わせ、餃子の皮で包む。焼き餃子の場合は焼き色がついたら湯を6個につき約100㎖程度さし、蓋をして水分が飛んだら完成。水餃子は沸騰した湯に投入後、中火で1〜2分。皮が透き通ってきたら出来上がり。たれは酢醤油などお好みで。

尾嶝 太フォトグラファー
上田義彦に師事し、2007年独立。料理、建築、ポートレート、風景などジャンルを問わず興味ある対象を撮る。昨年より自家製味噌「おさこ味噌」を販売。
photo : Futoshi Osako edit & text : Wakako Miyake








































