MUSIC 心地よい音楽を。
プロデューサー、シンガーermhoiさんが選ぶ土曜の朝と日曜の夜の音楽。vol.2September 12, 2025
September.12 – September.18, 2025
Saturday Morning

さあ、土曜日だ。懐かしい音楽を辿っていけばいろいろ思い出す。休日の人付き合いを、豊かなものにするためのネタづくりに役立つのは、Apple musicのライブラリ。10年以上分の履歴が残っているから、とんでもなく時間を食う。大学生時代の思い出といえば、イタリアへの海外留学。2014年、ボローニャのある洋館の中庭で開かれた入場無料の音楽祭では、当時アルバムを繰り返し聴いていたAustraがライブをしていた。この「Lose It 」という曲は特に印象に残っている曲で、叫びのような声がこの軽めなトラックに乗っかっている違和感にとても惹かれたものだ。
アルバム『Feel It Break(Deluxe Version)』収録。
アルバム『Feel It Break(Deluxe Version)』収録。
Sunday Night

イタリア時代に思いを馳せると、笑える思い出もあれば、思い出したくないくらい恥ずかしい思い出もある。いろんな人と知り合っては離れ、誤解したり誤解されたり、心がときめいたり沈んだり。言語の違いだけではなく、根本的な文化の違いも重なって、悲しい思いもたくさんした。イタリアの時間は本当に濃い時間だった、でもだからと言ってイタリアの音楽を私はあんまり知らなかった。当時の友達も皆、異国の音楽を聴いていた。当時もっと掘っていればよかったのに、と悔しい思いをさせるイタリアプログレのバンドを最近知ったので、聴いてほしい。
アルバム『Picchio Dal Pozzo』収録。
アルバム『Picchio Dal Pozzo』収録。
プロデューサー、シンガー ermhoi

日本とアイルランド双方にルーツを持ち、ジャンルを縦横し、制作活動を行う。近年はBlack Boboiのメンバーとしての活動や、石橋英子のサポートをしている。2015年にソロとして、ファーストアルバム『Junior Refugee』をリリース。’18年には小林うてな、julia shortreedとともにblack boboiを結成。’19年からは常田大希が率いるMillennium Paradeにも参加。ermhoiのバンド編成プロジェクト ermhoi with the Attention Pleaseでは、エレクトロで作られた音楽を生楽器で再構築している。’25年には第19回「ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展」日本館のテーマ音楽を担当。最新曲「Later」を配信中。














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