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Music土曜の朝と日曜の夜の音楽。

日本人ドラマー、プロデューサー、シンガー mabanua


July 26, 2019 土曜の朝と日曜の夜の音楽。 今月の選曲家/mabanua vol.4

July.26 – August.01, 2019

Saturday Morning

Title.
Time Flies
Artist.
藤原さくら
手前味噌で申し訳ないのですが、自分がサウンドプロデュースした曲です。アーティストであるさくらちゃんと、余計な仕事感覚なく、のびのびと作らせてもらえたEPがこの『green』です。僕は普段自分の仕事案件の曲はリリースされても聴き返すことはあまり無いのですが、この曲は珍しくプライベートでもよく聴く1曲になっています。アコースティックなんだけど踊りたくなる、伸びやかなんだけど力強い、そんな不思議な雰囲気を持った曲。土曜日の朝にピッタリだと思います。
アルバム『green』収録。

Sunday Night

Title.
Chill Pill (Experiment 2)
Artist.
Hawk House
UKのグループで、J Dillaイズムをとてもセンス良く引き継いでいるのがこのHawk Houseだと思います。メロウなんだけど怪しさや緻密さを併せ持つ、今のUSシーンではなかなか生まれなさそうな懐かしくも新しいサウンドを聴かせてくれます。女性ボーカルがいるのも特徴で、後半の彼女のボーカルがまた最高です。人けの無い夜道、または下町を1人で歩く際に聴いて欲しいですね。
アルバム『A Handshake to the Brain』収録。

July 19, 2019 土曜の朝と日曜の夜の音楽。 今月の選曲家/mabanua vol.3

July.19 – July.25, 2019

Saturday Morning

Title.
100 Lovers
Artist.
Tennis
声がどこか80sっぽいというか、すごく好きな声で、マドンナを思いっきりインディーオルタナティブバンド路線にさせるとこうなるのでは? と思っているのがこのTennisです。リズムのハネ具合やギターリフが聴く人をポジティブにさせてくれます。これもサブスクリプションにはまだ無い曲なので、CDやレコードでぜひゲットしてもらいたいです。何かを悩み抜いて考え抜いて、突破口が開けそうな時にこの曲が頭の中で鳴ったりしそうというか「悩みなんてどうでもいいや!」。そんな明るい気持ちにさせてくれる曲です。
EP『Small Sound』収録。

Sunday Night

Title.
At Your Best (You Are Love)
Artist.
Frank Ocean
アメリカのソウル・バンド、Isley Brothersのカバーなのですが、Frank OceanがカバーするとFrank Oceanの曲かと思うほど本当に馴染みがいいんですよね。彼はあの「Moon River」とかもカバーしたりするのですが、それもまた自分の曲の様になってしまう。こんなアーティストはなかなかいないし、他とは一線を画していてると言われるのも頷けます。何か辛いことがあったり、どうしようもない気持ちの夜に聴くと本当に救われると思います。

アルバム『Endless』収録。

July 12, 2019 土曜の朝と日曜の夜の音楽。 今月の選曲家/mabanua vol.2

July.12 – July.18, 2019

Saturday Morning

Title.
Nightcall
Artist.
Kavinsky
僕が大好きな映画監督、ニコラス・ウィンディング・レフンの『Drive』のサントラで使われていた曲。メインで聴こえるボコーダー(人の声の様な)のサウンドがエゲツなく、その音だけでやられてしまう。ジャンル的にはUSっぽいんですけど、カヴィンスキーはフランスのアーティストということもあって、音がアメリカっぽくない知的なヨーロッパサウンドの臭いが感じられるのがいいですね。時間のある週末に『Drive』を観つつ、この曲を映像と共に堪能してもらいたいです。
EP『Nightcall』収録。

Sunday Night

Title.
Visions Of Paradise
Artist.
Benny Johnson
昔、バイトをしていた帰りに川崎の中古CD屋でたまた出合ったのがこの曲です。未だにサブスクリプションにも音源が無く、まだまだCDやレコードでしか聴けないサウンドはたくさんあるのだなあと。構成的にいきなりサビだと思うのですが、そのサビの合間に来る女性コーラスがまた最高です。日曜に出かけたとき、集合場所に向かう際にぜひ聴いてもらいたいですね。
アルバム『Visions Of Paradise』収録。

July 05, 2019 土曜の朝と日曜の夜の音楽。 今月の選曲家/mabanua vol.1

July.05 – July.11, 2019

Saturday Morning

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Title.
Till I Met Thee
Artist.
Cody Chesnutt 
The Rootsの客演で初めて知り、昔からチェックしていた人。声のハスキーさがたまらなく好きで、張り上げ過ぎない、でも心に訴えかけてくるそのボーカルが土曜の朝にピッタリです。この曲はエンディングに向けてのメロディアレンジが素敵なので、きちんと最初から聴いて、最後のエンディングで昇天して頂けたら嬉しいです。
アルバム『Landing On A Hundred』収録。

Sunday Night

Title.
Long Time No See feat. Lonely Band & Bonnie Banan
Artist.
Jimmy Whoo
レトロで都会的。その名の通り『Motel Music』という退廃的なんだけど、なんだかずっと浸かっていたくなる不思議なジャンルを作り出した張本人。身の回りで唯一このアーティストを知っていたのが、Turntable Filmsの井上陽介くんで、知る人ぞ知る隠れ家のような音楽です。都会の夜道で聴くのがオススメです。
アルバム『Motel Music Part.1』収録。

日本人ドラマー、プロデューサー、シンガー mabanua


ブラック・ミュージックのフィルターを通しながらもジャンルに捉われないアプローチで全ての楽器を自ら演奏し、国内外のアーティストとコラボして作り上げたアルバムが世界各国で話題に。また、プロデューサーとして100曲以上の楽曲を手がけ、多数のCM楽曲や映画、ドラマ、アニメの劇伴も担当。またToro y Moi,Chet Faker,Madlib,Thundercatなど海外アーティストと多数共演。さらに、Shingo Suzuki、関口シンゴとのバンド “Ovall” としても活動し、大型フェスの常連となる。また、ビートメイカーBudamunkとのユニット “Green Butter“、タブラ奏者 U-zhaan と共に “U-zhaan × mabanua”、ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文のソロプロジェクト “Gotch BAND” のメンバーとしても活動。最新アルバム『Blurred』が発売中。