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ランチを逃したときの味方は通し営業。
京都さんぽ部部長が教える、ごはんお助けアドレス。March 11, 2023

&Kyoto

2023年2月20日発売の『&Premium』の特集は、「ひとりでも、京都」。せっかくなら、京都に着いて最初のごはんから帰りの新幹線のお供まで、おいしいものしか食べたくない。そんな希望に応えるべく、本誌連載「&Kyoto」の「京都さんぽ部」部長で現地在住ライター、コーディネーターの大和まこさんが食事探しのお悩み別におすすめの店を紹介。きっと頼りになる、京都旅必携の内容です。

ランチを逃したときの味方は通し営業。

 京都では一食たりとも無駄にしたくない。とはいえランチがあえなく終了というシチュエーションも往々にしてある。もしくはボリュームある朝食を食べた結果、昼どきにお腹がすかないことも。そんなときには迷わず通し営業の店だ。

 まずは地元で愛されている麺類の店。どのエリアにもそれぞれ魅力ある店があるけれど、街中なら『晦庵河道屋』。風情がありつつも、京都人のファンも多い。ここがポイント。

 昔ながらの洋食店『グリル富久屋』は花街・宮川町のオールデイダイニング。韓国食堂『ハハハ』ではスープやピビンパの定食が終日オーダーOKと、密かに充実の様子。

ランチを逃したときの味方は通し営業。京都さんぽ部部長が教える、ごはんお助けアドレス。晦庵 河道屋 グリル富久屋 ハハハ 喫茶マドラグ 藤井大丸店 いづ源 西陣ゑびや

京都さんぽ部部長がおすすめする、通し営業のおすすめ店リスト

晦庵 河道屋
江戸から続く老舗蕎麦店。鴨なんば1300円は自家製麺のうどんで。▽京都市中京区麩屋町通三条上ル ☎075‒221‒2525 11時〜20時(19時30分LO) 木休(祝日の場合、前後で振替休)

グリル富久屋
名物はフクヤライス。贅沢なメキシコサラダ2000円や海老サンドウィッチもおすすめ。▽京都市東山区宮川筋5‒341 ☎075‒561‒2980 12時〜21時(ランチ〜14時) 木、第3水休

ハハハ
『ピニョ食堂』が展開する韓国食堂。薄切りの蒸し豚もおすすめ。▽京都市下京区高辻通寺町西入ル恵美須之町516‒1 ☎075‒204‒2202 11時30分〜22時(21時30分LO) 木、第3水休

喫茶マドラグ 藤井大丸店
タマゴサンドイッチやオムライスはなき名店の味を受け継ぐ。▽京都市下京区寺町通四条下ル貞安前之町605 5階 ☎075‒744‒6624 10時30分〜20時(19時LO) 施設に準じて休

いづ源
大正時代創業の京寿司の老舗。鯖、箱、巻きの3種を盛り合わせた京寿司が人気。持ち帰りにしても。▽京都市下京区高倉通綾小路下ル竹屋町391 ☎075‒351‒2516 11時〜18時 木休

西陣ゑびや
北野天満宮など北西の方に用があれば、外せない存在。平日は日替わり、週末はそば定食を楽しみに。▽京都市上京区大宮通五辻上る芝大宮町21 ☎075‒441‒8737 11時〜16時 水休

文・写真/大和まこ


「京都さんぽ部」部長、ライター、コーディネーター。 大和 まこ

「京都さんぽ部」部長。ライター、コーディネーター。京都ライター歴も26年に。創刊時から続く連載「&Kyoto」は2024年に丸10年、120回目を迎えて継続中。京都の景色や、食べたもの、買ったものをInstagram(@makoyamato)で発信している。

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