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音が聴ける絵を買う『レコードショップ ジジ』。京都さんぽ部部長の、ひとり、京都を巡りたくなる理由。March 10, 2023

&Kyoto

2023年2月20日発売の『&Premium』の特集は、「ひとりでも、京都」。創刊から本誌連載「&Kyoto」を担当し、「京都さんぽ部」部長としておよそ10年にわたって京都の旬なエリアやスポットを紹介し続けてきた、現地在住ライター、コーディネーターの大和まこさん。街中から郊外まで、あらゆる場所をひとりで実際に歩き、変化を掬い取るようにして延べ1000近くのスポットを紹介してきました。そんな大和さんが、〝ひとりで京都を訪れた友人〞に教えたいスポットと、ひとりで街を歩く楽しみについて綴ります。

北山通、北山大橋東詰にあって、賀茂川がすぐ目の前に流れるロケーション。
北山通、北山大橋東詰にあって、賀茂川がすぐ目の前に流れるロケーション。
音のセレクトは「シンガー・ソングライターやヨーロッパジャズをメインに」。
音のセレクトは「シンガー・ソングライターやヨーロッパジャズをメインに」。

音が聴ける絵を買う『レコードショップ ジジ』。

 残念ながら音楽は気持ちいい音が流れていればいいなくらいで、まったく詳しくないけれど、入った瞬間からここは違うぞと感じたレコードショップ。なにしろ主役に違いない壁面のディスプレイは、ビジュアル最優先で値段や希少価値は一切関係なし。「絵だったら飾るだけだけど、気に入ったレコードは飾るだけじゃなくて音も聴ける。それって最高でしょ」と店主のモトムラケンジさん。なんて素敵な発想だと、たちまちファンになってしまった。一緒に並ぶデッドストックや古い雑貨やオブジェは「彼に連れられてくる女性のために」。いちいち小技が効いている。

レコードショップ ジジ
京都市北区上賀茂今井河原町10‒12 1階 ☎075‒278‒5048 11時〜19時 火休 シングルレコードも扱う。

文・写真/大和まこ


「京都さんぽ部」部長、ライター、コーディネーター。 大和 まこ

「京都さんぽ部」部長。ライター、コーディネーター。京都暮らしも、もはや25年目に。連載「&Kyoto」は2022年に100回目を迎えて継続中。京都の景色や、食べたもの、買ったものをInstagram(@makoyamato)で発信している。

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