長田佳子さんが着る〈 マーガレット・ハウエル for アンドプレミアム〉のニットとシャツ。November 08, 2023

本誌がさまざまなブランドと一緒にものづくりをし、ずっと愛用したくなる“つくりのいいもの”をお届けする『&Premium ONLINE STORE』。上質で洗練されたアイテムが揃う〈マーガレット・ハウエル〉〈MHL.〉と一緒にシャツやニットなどを、ストアオリジナルで作りました。おかげさまで好評のうちにクローズしましたが、買いそびれてしまったという読者のみなさまからの声もあり、11月30日（木）23:59まで再オープン（数に限りがあるため、早めに終了することもあります）。素材、色、着心地にこだわったニットとシャツについて、菓子研究家の長田佳子さんに語ってもらいました。

山梨県に移住して2年ほど経つという、菓子研究家の長田佳子さん。「東京に比べると朝晩は冷え込むので、冬はニットの下にタートルのカットソーを合わせるのが定番。今季、新たに手にした『&Premium ONLINE STORE』限定〈マーガレット・ハウエル for アンドプレミアム〉のニットは、薄いけれど、保温性もしっかりあるカシミア素材。着心地も軽いうえ、とても暖かいから、これからの季節、手放せない1枚です」

今日合わせたのは、同型色のパンツ。「普段から同系色でまとめるコーディネートが多いんです。このニットは、丈感も程よく、いろんなボトムと合わせやすい。袖のリブも少し長めなので、作業のときに袖まくりしやすいのもいい。ギュッと詰まった細かいゲージ感も個人的に好みです」

「作業中に汚れるのが気になって、実はシャツはあまり着ないんです。でもこのシャツは、きれいに着るというよりも、日常でガシガシ着て、体になじんでいくような風合いを楽しみたいですね。ポケットがついているので、お菓子づくりのときにも便利なのが嬉しいです」

今回、本誌のために作ってもらったのは、〈マーガレット・ハウエル〉がアーカイブストックをしていた生地の中から、イギリスの老舗ファブリックメーカー〈トーマス・メイソン〉の生地を使用した限定シャツ。もともとメンズで展開していたシャツをウィメンズ用にリデザインしているため、肩から袖にかけてのラインも程よいゆとりがある。

「1枚のメンズシャツからインスパイアされてはじまった〈マーガレット・ハウエル〉の歴史を知ると、より愛着が湧きますね。シャツだけを着たときの、さらさらした肌触りもいいのですが、冬はやっぱりタートルと重ねます。ボトムにインすると、キリッとするけれど、私は羽織る感じでカジュアルに着こなしたいです。寒い冬から春先まで長く愛用できる1枚です」

PROFILE
Kako Osada　菓子研究家。2015年に〈foodremedies〉を立ち上げ、ハーブやスパイスなどを使ったお菓子づくりを探求。オンライン教室をはじめ、様々な商品開発にも携わり、その活動は多岐に渡る。

photo : Jun Nakagawa（model） Satoshi Yamaguchi（Item）