麻生久美子さんが着る〈 マーガレット・ハウエル for アンドプレミアム〉のニットとシャツ。October 24, 2023

本誌がさまざまなブランドと一緒にものづくりをし、ずっと愛用したくなる“つくりのいいもの”をお届けする『&Premium ONLINE STORE』。上質で洗練されたアイテムが揃う〈マーガレット・ハウエル〉〈MHL.〉と一緒にシャツやニットなどを、ストアオリジナルで作りました。おかげさまで好評のうちにクローズしましたが、買いそびれてしまったという読者のみなさまからの声もあり、10月25日（水）11:00から11月30日（木）23:59まで再オープンします（数に限りがあるため、早めに終了することもあります）。素材、色、着心地にこだわったニットとシャツの着心地を、俳優の麻生久美子さんに語ってもらいました。

「スタンダードなデザインで、長く着られる服が好きです」と話すのは俳優の麻生久美子さん。1シーズンしか着られないアイテムは基本的に選ばないという。そんな麻生さんが「つくりの良さが感じられる」と手にしたクルーネックニットは、リサイクルカシミアで作られたもの。「“リサイクル”と聞くと、正直、質感は少し落ちるのかなと思いましたが、全然そんなことはない。ものすごく柔らかくて気持ちいい。厚手すぎず、秋から春先まで長く着られますね」

下に合わせたブルーのシャツは、着たときに体とシャツの間に程良く余裕があり、軽やかに空気をはらむような美しいフォルム。「シャツはよく着るのですが、普段は白ばかりなのでブルーは新鮮。普通に洗濯しても大丈夫、と聞いていいなと思って。合わせやすい色だから、ニットと重ねても、一枚で着ても良さそう」

麻生さんのもの選びは、素材や肌触りの良さも特に重要視するポイントだという。「素材が良いから長く着たいと思える。それがスタンダードということだと思いますし、私の服選びでいちばん大切にしていることですね」

「普段からシャツが好きで着ていますが、持っているのはカジュアルなタイプばかり」。今回、袖を通したシャツの生地は〈マーガレット・ハウエル〉でもよく使われているイギリスの伝統的な生地ブランド〈トーマス・メイソン〉を使用。

「メンズで展開していたデザインのシャツを女性用に作り直したと聞いて納得。しっかりしたつくりなのに、程よいリラックス感がありますね。以前、友人へのプレゼントに〈マーガレット・ハウエル〉のカジュアルライン〈MHL.〉の白いシャツを贈ったことがあります。スタンダードなシルエットと上質な生地がありそうでなくていいなと思って。このシャツも長く愛用できそうでいいですね」

PROFILE
Kumiko Aso　1978年、千葉県生まれ。1998年に映画『カンゾー先生』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。最新映画『高野豆腐店の春』をはじめ数多くの映画、ドラマ、CMに出演中。

photo : Reiko Toyama（model） Satoshi Yamaguchi（Item） stylist : Mari Nagasaka hair&make : Takae Kamikawa（mod's hair） text : Chizuru Atsuta