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服を着ることと歳を重ねること 濱中鮎子March 22, 2018

2018.03.22

服を着ることと歳を重ねること

ここ数ヶ月、展示会の準備に慌ただしく追われていた。そんな中、尊敬する女性からコメントをもらった。「歳を重ねての発見があって、心もお洋服を着ているということ。スタイルとしていろいろ着てみたい若い頃と違って、素材も形も、無意識に心に合うものを選んでいる。歳を重ねると、心の厚着はできない。服から透けて見えちゃうから」と。要は、大人になると、気持ちやムードに寄り添う、隅々までフィットする勝負服が必要になるということ。力まず、そんな大人の女性たちを包み込むコスモポリタンなムードをまとったブランドになりたい!ミニマルな大人の思考に導かれながら、次の冬へ思いを進めた。

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〈Uhr(ウーア)〉の秋冬の展示会場の様子。

ファッションディレクター 濱中 鮎子

濱中鮎子/Uhr ディレクター セレクトショップでのPR、ブランドディレクターなどを経て、2018年春夏より、自身のブランド「Uhr(ウーア)」をスタートさせる。

uhr.co.jp

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