あんこときなこの目利きが選んだ、47 都道府県のおいしいお取り寄せ。

焙煎にこだわった国産大豆きなこが、わらび餅の魅力をUP。岩手・西和賀『工藤菓子店』の「本返しわらび餅」。March 25, 2024

あんこときなこをこよなく愛する3人の目利きが選んだ、お取り寄せしてでも食べたくなるご当地おやつ。毎日ひとつずつ、合計66点の名品の数々を紹介します。

岩手・西和賀『工藤菓子店』の「本返しわらび餅」
岩手・西和賀『工藤菓子店』の「本返しわらび餅」

焙煎にこだわった国産大豆きなこが、わらび餅の魅力をUP。

日本有数の豪雪地帯、西和賀の地で雪解けの時季に芽吹くワラビは、山深い里の春の恵み。その根茎から手間と時間をかけて取り出した本わらび粉を練り上げたわらび餅。「フルフルとやわらかく、口溶けなめらか。厳しい冬を耐え抜いたからこその深い香りを、優しい香りのきなこが脇からサポートするような印象です」(梅田)。国産大豆を使い、焙煎加減にこだわったきなこは無添加だから安心安全。冷凍で届き、賞味期限は冷凍保存で30日。150g¥626。▷注文はオンラインショップから。岩手県和賀郡西和賀町湯本30‒82‒1 ☎0197‒84‒2606 8:30~18:00 不定休
https://kudokashiten.jp


あんこときなこをこよなく愛する、目利き3名。

梅田なお実 Naomi Umeda 和菓子ライフプロデューサー・デザイナー

「毎日が和菓子日和」主宰。幼い頃、母のおはぎに魅せられて以来の筋金入りのあんこ好き。47都道府県のローカル和菓子を訪ね、その魅力を発信するイラストコラム執筆、和菓子と人をつなぐイベントプロデュースなどを行う。

高 由貴子 Yukiko Ko 和菓子ジャーナリスト

スタイリスト、編集者を経たのち、和菓子好きが高じてあんころりん名義で開設したブログが人気となり、『東京いとしの和菓子─あんころりんのおやつめぐり』(ソニー・マガジンズ)発売。至高のおやつは杵つきのつぶ餡豆大福。

畑 主税 Chikara Hata 『髙島屋』和菓子バイヤー

『髙島屋』全店の和菓子売り場を担当し、47都道府県の和菓子店に精通する敏腕バイヤー。名店の若旦那たちが集う恒例イベント「旅する和菓子」が『新宿髙島屋』で2024年2月15日(木)~19日(月)に開催された。きなこ愛も深し。

illustration : Tomoko Kuboi text : Yoko Fujimori (part of Hata), Yuko Saito (part of Ko), Mutsumi Hidaka (part of Umeda)
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