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『中村屋』のちらし寿司
京都さんぽ部部長の、 お土産帖。March 19, 2023

&Kyoto

2023年2月20日発売の『&Premium』の特集は、「ひとりでも、京都」。本誌連載「&Kyoto」の「京都さんぽ部」部長で現地在住ライター、コーディネーターの大和まこさんが京都ならではのお土産をおすすめしてくれました。おいしい最新菓子から、京都らしさを堪能できる食材、現地在住作家のモダンなプロダクト、そして愛らしい伝統工芸品まで。日々いいもの探しに余念がない大和さんが、大切な人に渡したいとっておきや、友人に配れる気の利いたもの、あるいは思い出に持ち帰りたい15品をセレクト。ここではその一部を紹介します。次の京都旅で手に入れたいものがきっと見つかる、保存版のお土産帖です。

『中村屋』のちらし寿司

『中村屋』のちらし寿司 <br />京都さんぽ部部長の、 お土産帖。

 いなり寿司ときゅうり巻、新香巻の助六専門店。かつては〝趣味のちらし〞と呼ばれた非売品のちらし寿司を誰もが買えるようになったのは’20年のこと。売り出されるのは3月3日、4月4日と3月から12月までのゾロ目の日だ。酢飯には蓮根と山椒、おあげを混ぜ、錦糸卵の黄色、生姜のピンク、きぬさやの緑が彩るちらし寿司。茶人にも愛される品のよい姿で、山椒の爽やかさが味わいのアクセント。1人前折1000円。

中村屋

京都市左京区万里小路今出川上ル ☎ 075‒781‒404811時〜17時不定休 3日前までの要予約。

文・写真/大和まこ


「京都さんぽ部」部長、ライター、コーディネーター。 大和 まこ

「京都さんぽ部」部長。ライター、コーディネーター。京都暮らしも、もはや25年目に。連載「&Kyoto」は2022年に100回目を迎えて継続中。京都の景色や、食べたもの、買ったものをInstagram(@makoyamato)で発信している。

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