ソウルの美を深く知る旅へ。
韓国の美を学ぶ文化的な体験を。ソウルの美を深く知る旅へ。vol.3
Seoul Beauty Travel Week 2023.10.3〜9August 19, 2023 ／〔PR〕
韓国・ソウル市で2023年10月3日から9日まで開催される『ソウル ビューティ トラベルウイーク』。休息、食、文化体験。3つのコンセプトから、ソウルの〝美〞を体感できる場を紹介するイベントだ。 ひとつの街を暮らすようにじっくり巡ることで、新しい魅力や過ごし方を発見してみては。
ハングル文字の成り立ちや歴史を学べる場として、2014年ハングルの日（10月9日）に開館。朝鮮第4代の王、世宗がハングルの文字体系を完成させた書物『訓民正音』を紹介するエントランスからの展示は必見。また、ハングルができる前から未来へと移り変わる映像も凝っていて、学ぶだけでなく、アート空間としても堪能できる。建物自体もハングルの母音体系の理念を踏襲し、天、人、地をかたどったデザインに。展示にあるように、基本となるハングルの母音と子音は全部で28個あったが、今は24個に。
▷용산구 서빙고로 139／139 Seobinggo-ro, Yongsan-gu 10:00〜18:00（土〜21:00） 1月1日、旧正月、秋夕休 地下鉄4号線イチョン駅から徒歩約7分。
歴史、伝統、工芸品、 新しいアートへの入り口。
ヨンサン（龍山）区には、国立中央博物館やリウム美術館など、韓国の伝統美術だけでなく、世界の現代アートまで楽しめる施設がたくさんある。小さなギャラリーや本屋などもあり、散策しながらカルチャーを堪能できるエリアだ。
なかでも、ハングル文字の成り立ちや変遷を学ぶことができる国立ハングル博物館は、国立中央博物館と隣接しているので、韓国文化を知りたいなら、セットでめぐっておきたい。また、『PACE GALLERY SEOUL』は、世界の現代アートを鑑賞できる場。期間にもよるが、韓国の現代作家を紹介する場にもなっている。歩いてすぐの場所にある、古美術から現代アートまで展示するリウム美術館の1階には、韓国の現代作家の器や工芸を扱う『LEEUM STORE』もあり、おみやげ探しにもいい。
『ソウル ビューティ トラベルウイーク』期間中は、本屋や図書館などでスペシャルイベントも行う予定だという。この機会に、韓国ならではの美の歴史や文化を学んでみては。
NYに拠点を置くアートギャラリー『PACE GALLERY』が2017年にソウルに。2021年春に今のビルの2、3階に移転し、昨春からは1階も加わった。1階はブラックキューブと呼び、メディアアートを中心に展示。2、3階のホワイトキューブは、壁は白、床は韓屋をイメージした木を使い、アートが映える空間に。併設の伝統茶カフェ『OSULLOC TEA』では、メニューをコラボしたり、展示作家の作品も一部置いている。2階のエントランスや館内の窓は、韓屋でも使われている韓紙を使い、韓国らしさを表現。
▷용산구 이태원로 267／267 Itaewon-ro, Yongsan-gu 10:00〜18:00 日月休 Instagram@pacegallery 地下鉄6号線ハンガンジン駅から徒歩約3分。
リウム美術館を入ってすぐの場所にある、韓国の工芸品や器を扱うショップ。現代作家による朝鮮白磁の器や、ガラス、工芸品が美しく並んでいる。セレクトはCEOのソ・ヒョンソクさんが中心に行い、SNSやインターネットから、また公募展などに足を運びながら、若手作家を日々発掘している。美術館の展示と合わせたオリジナルアイテムや新人作家とのコラボグッズも販売。韓国の新たな才能や美に出合える場だ。陶芸家イ・ヌンホらの黒い器が並んでいる一角。韓紙を混ぜたパク・ソングクの白磁も人気。
▷용산구 이태원로55길 60−16／60−16 Itaewon-ro 55−gil, Yongsan-gu 10:00〜18:00 月休 地下鉄6号線ハンガンジン駅から徒歩約7分。
開催日：2023年10月3日ー 9日
メイン会場：ヨンサン（龍山）公園
2023年10月3日から9日までソウル市で1週間限定で行われる『ソウル ビューティ トラベルウイーク』。インテリアや空間のデザイナーとして活躍しているテオ・ヤンさんを総括ディレクターに迎え、公園やカフェ、美術館やギャラリーなどを通してソウルの美を発見するイベントだ。今年の舞台はヨンサン区。メイン会場となる龍山公園に「ビューティハウス」を設置し、ガイドマップやピクニックマット、コスメキット、スイーツなどが入ったトラベルキットが無料で配布される予定（内容は変更する可能性あり）。
また誌面で紹介した場所を含め、数か所のスポットで様々なプログラムが行われる。公園ではヨガやランニングなどのグループエクササイズ、カフェやレストランではウェルビーイングを意識したスペシャルメニューの提供やスペシャルクーポンの発行、メイン会場ではトークイベントや特別ツアーなどの開催を予定している。詳細は、ホームページやインスタグラムなどで告知されるので、随時チェックを。
ここで紹介したスポット以外にも、ヒョチャン（孝昌）公園、イテウォンブグンダン（梨泰院府君堂）歴史公園、国立中央博物館、リウム美術館、戦争記念館、ヨンサン歴史博物館、ヨンサン工芸館、ナムサン（南山）図書館、ノクサピョン（緑莎坪）駅地下芸術庭園、へバンチョン（解放村）庭園、『オソルロク ティーハウス ハンナム（漢南）』などで行われる。
『ソウル ビューティ トラベルウイーク』他の記事はこちら
自然が溢れる場所で心身の休息を。ソウルの美を深く知る旅へ。vol.1
カフェで過ごす時間もヘルシーに。ソウルの美を深く知る旅へ。vol.2
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韓国の美を学ぶ文化的な体験を。ソウルの美を深く知る旅へ。vol.3
イベント統括ディレクター、テオ・ヤンさんにインタビュー。ソウルの美を深く知る旅へ。vol.4
※100W（ウォン）は約11円です。紹介した店や施設は2023年7月末時点のデータです。旧正月、秋夕（チュソク）は休みの可能性がありますので、詳しくはSNSなどでご確認ください。
公式Instagram @seoulbeautytravelweek
●問合せ／ソウル市 https://japanese.seoul.go.kr/
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photo : Yuka Uesawa
