ねこと暮らす
ねこがいないとダメだなあ、と思う今日この頃。スタイリスト・大草直子のねことの暮らし#4October 25, 2026
先住猫の「パニータ」を迎える時、ものすごく反対した私。大事にしている〈セリーヌ〉のジャケットに毛がついたら嫌だし、特注したベッドにねこが寝るなんて、と本気で思っていたんです。そんなふうに、よく考えられたな、と思うわけですが、ちょっと怖かったんですよね、きっと。今までねこと暮らしたことがなかったから。けれど、ご縁が繋がり、まずは彼が我が家の一員になってくれて、人間の都合で申し訳なかったけれど、離れて暮らすことになり。私、毎日寝る前、パニータに話を聞いてもらってたんです。子育てのことやパートナーシップ、仕事のことまで。すっとそばにいて、耳を傾けてくれるねこでした。私が末っ子を叱っていると、さりげなく2人の間に入ってくるし、一度など、宿題を見ていた私が激昂していたのを和ませようと、机の上のペンを転がしたりして。彼がいなくなって、心にぽっかりと穴が空いたようで、なんだか家に早く帰るモチベーションもなくなってしまいました。そんな時またご縁を頂き、「マチュウ」が来てくれたんです。住んでいるマンションが、2匹までねこと暮らせるので、万が一、末っ子とパニータが戻ってきても大丈夫。マチュウは私の話は聞いてはくれないけれど(笑)、いつもいつも笑わせてくれます。そう意図しているわけではないのですが、いわゆる天然とでも言うのでしょうか。辛い環境にいた彼が、少しずつ少しずつリラックして和んでいるのを見ると、なんとも言えない幸せな気持ちになります。猫がいない人生を50年近く送ってきましたが、この先、彼らがいない人生は考えられない。
本当に、家に来てくれてありがとう。













































